
- 2011.03.17 木曜日
- 昨日は、「大至急屋根を!」と言うお電話の対応に追われ、通常業務が麻痺してしまいました。
富士市も、震源地の富士宮市とも、倒壊や半倒壊などの大きな損傷事例はなかった様で何よりです。
ただ、未だ余震は続いており、まだまだ怖いです。
私たちに今できるのは、日々の与えられたお仕事を一生懸命こなして、一人一人は微々たるものでも、地道に経済活動に貢献するのが一番なのかも知れません。
物流も麻痺しているので、落ち着いたら子供達と共に義援金を申し込もうと思っております。
そんなわけで、通常モードに戻らせていただきます。
一日間を挟みましたが、引き続き、静岡県富士宮市の、次世代パッシブソーラーそよ風搭載の長期優良住宅先導事業の家です。
設計を進める際、今や地盤調査から求める地耐力によって基礎の構造を決めるのは常識。
というわけで、その地盤調査の様子をご紹介さえていただきます。
住宅を建てる際の地盤調査法には、SS(エスエス)と呼ばれる、スウェーデン式サウンディング試験と、表面波探査法という、二つの方法があります。
(以前行った表面波探査の写真はこちら)
どちらの方法も一長一短があり、SS式の場合、極端な比喩を言えば、
【底無し沼の中間にある大きな石にロッドが当たる】
様な場合、誤ったデータになる危険性があるので、表面波探査の方が優れている様に思っていますが、現在加盟している保険法人がSS式を標準としているため、最近はSS式オンリーです。
SS式で地盤調査会社が検査し、それに則って基礎を設計しているので、万が一建物が傾いた場合には、免責無しの5,000万円の保証に入れるので安心、と言うのがその理由です。
と、能書きはそれくらいにして、SS試験の様子です。
まだ現場には仮設電気もありませんので、ポータブル発電機による作業です。
どの程度の音がするのかも分かる様に、本日はBGM無しです。
動画で見て感じていただけると思いますが、地盤は非常に固い強固なもの。
あとはやはり、地震に負けない家を作るだけです!
地震・雷・火事・親父、やっぱ地震が一番怖い。

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