- 2010.02.18 木曜日
- 本日は、富士市の長期優良住宅先導モデルの家の、Web完成見学会を開催しましょう!
四方を隣家に囲まれる旗状地のため、この角度からしか住宅の外観を見ることが出来ません。
ですから、ベランダ部分に、例によってウエスタンレッドシーダーをワンポイントで張っています。
もちろん、不燃加工がしてあるので、この様な住宅街でも安心して本物の素材感を楽しむことが出来ます。
玄関は敷き台を設けて段差を解消すると同時に、敷き台の下に照明器具を取付け、足元を安全に明るく照らします。
通常は正面へ、奥様は買い物帰りには左に行くとすぐに台所に出ることが出来ます。
家事動線です。
リビングです。
家族同然のニャンコがいますので、戸には、ニャンコ専用の入口もあります。
あ、丁度ニャンコが通ろうとしています。
すみません(汗)。
こんな感じに通れるのです、とお伝えするために失礼いたしました。
この戸から入るとLDKはこのように見えます。
壁は自然素材100%の天然漆喰です。
掃き出しの上部は…
角度を変えてみるとこの様にスノコ状の吹き抜けになっています。
次世代パッシブソーラー「そよ風」の暖気・冷気・FF式ストーブの温風を効率よく家全体に循環させるため、そして冒頭の通り、四方を住宅に囲まれているため、採光面でも一階のリビングが明るくなるように、そんな二つの意味があります。
もちろん、家族の気配を繋ぐ役割も果たします。
こちらはトイレ。
棚の部分は、EPS、つまり電気関係の配管スペースも兼ねています。
また、写真右側は、二階のトイレの配管スペース(PS)でもあります。
配管関係を区体から出来るだけ独立させ、メンテナンス性を高めている点も、この先導モデルの家の特徴です。
トイレの写真の意味が、やや変わりづらいので補足の意味でこの写真もご紹介します。
以前の「先導モデルの電気配線」と合わせて読んでいただくと、トイレのEPSやPSの意味、そしてこの写真の窓左の段違いの理由がお分かりいただけるのではと思います。
こちらは先程のスノコの吹き抜けの上の部屋。
奥が寝室なので、この様に、ひとつの部屋を戸で仕切って二部屋にし、吹き抜ける部分と閉じて独立した部屋にすることも出来ます。
ちなみに、この三枚の上吊り式の引き戸は、開口を広くとるため、アウトセット式になっており、上部の出っ張った部分を間接照明にしています。
こんな間接照明も含め、監督の勝亦が頭をひねって作ったものです。
そして、小屋裏収納部屋にやってきました。
次世代パッシブソーラーの心臓部分が見えます。
心臓部と言っても随分小さいですね。
この部分が、床下に温風・冷風を送る機械です。
機械と言っても、裸電球一個分くらいの電気代ですが。
左側の横格子の換気口(ガラリ)から、家の暖かい空気が上がってきて、この部屋に集まり、また床下に循環させることが出来るようになっています。
逆に夏は、正面の窓を開ければ、家の一番高いところにある窓なので、ここからどんどん熱が排出され、その分、周囲の空気を開いている窓から呼び込み、室内に風邪を呼び込めます。
以上です。
とにかく、旗状地に、明るく暖かい家が出来たことが何より良かったです。
「長期優良住宅」の名に恥じないように、いつまでも末永くこの家が家族に愛され、家族を守り続けてくれるのを願うと同時に、それを末永く守って行かなければ、と思うのでした。
お施主様、ありがとうございました。
これからも末永く、よろしくお願い申し上げます。
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