- 2010.02.19 金曜日
- 静岡県富士市のティンバーフレーム工法の家です。
意味不明のタイトルですが…
納戸の天井に、モイスを貼ったところです。
モイスについては、こちらのメーカーページをご覧下さい。
何だか魔法の建材の様に書かれていますが、ちょっと大げさですね…。
「どこでもビスが効いて合板より空気環境が遥かに心配ない」
お施主様はそれだけの理由で採用を希望されたのですが(笑)
ただし、大工泣かせの材料でもあります。
材料そのものが仕上げ材、といういわゆる一発仕上げ。
クロスも漆喰もないので楽か、と言えば決してそんなことはなく、雑に付けるとそのまま雑な仕事が見えてしまいます。
面と面を合わせ、最後は廻り縁で逃げる(切り口を別な材料で隠す)なら良いのですが、四方がティンバーフレームの梁に当たって終わるため、四方をピタッと隙間なく削り付けなければなりません。
「光らせる」
と言います。
上の写真で、材料通し・壁際・角とも、良く光らせてあります。
3尺角の大きな材料をここまで光らせるのがどの程度大変なのか…、
それは一般の人には分からない苦労かも知れません。
ある程度で妥協するか、自分のプライドで光らせるか、それが職人気質でしょう。
この仕事なら、後で褒めてあげなければなりません。
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Comments
ピカピカでございます。
光具合しっかりと見させていただきます。