- 2009.09.07 月曜日
- さぁ!
気持ちの良い秋の気配の朝から一週間の始まり。
今週も張り切って参りましょう!
今週は、週末に行われました、隣家の投げ餅の様子をご紹介します。
8/21のブログで書きましたが、只今お隣では建築工事真っ最中。
余所の会社の工事をじろじろ見ることが出来る機会はそうはないので、毎日進捗状況が楽しみです。
そんな中での週末の投げ餅だったんですが、
予定時間が近づいてくると、来るわ来るわ…
近所にこんなに子供が居たのかという位の人だかり。
聞けば、通っている幼稚園でも告知したとのこと。
なるほど。
私は自宅の二階より撮影。
投げ餅までの順序は…
竹で、大きな破魔矢をつくります。
矢の先を鬼門に向けて取付。
屋根の上で、柏手を打ち、乾杯をし、
そして…
始まったぁ〜っ!
住宅建築が仕事ですが、最近では投げ餅もめっきり減り、私自身、経験は数える程しか有りません。
むしろ、子供の頃、親父に連れて行かれて、おもちを拾った経験の方が圧倒的に豊富。
普段お客様に、
「上棟の時ってどうすればいいですか?」
と、聞かれた際には、
「あまり無理せず行きましょう」
とお答えしています。
昔は、職人への祝儀や振る舞いなどもありました(田舎ではまだありますね)が、祝儀がないから手を抜くような職人は絶対にいませんし、上棟の後に宴会をやって飲酒運転で帰るなんて職人は、少なくとも私どもの会社の協力会社の中にはおりません。
どうしても、と仰っていただければ、上棟作業日に、お弁当をお願いします。
それだけでも大変有り難いし、十分、職人一同感謝・感謝なんです。
投げ餅をやるとすれば、結構な金額になりますから。
その分は、住宅の性能を少しでも上げていただいた方が良いような気がします。
ただ、一つ、今回客観的にベランダから眺めていて思ったのは、お施主さんの笑顔。
何と晴れ晴れしく、誇らしげで、嬉しそうな顔だったか。
それがとても印象的でした。
その意味では、一生に一度の晴れ舞台として、投げ餅も悪くないなぁ、と思いました。
そして、反対に、もう一つ残念に思ったこともありまして。
それは、中に子供を押しのけてまでせっせと拾い集める醜い大人の姿があったことでした。
一番残念だったことは、最後の大きなお餅。
これは、祝儀が中に入っているため、まぁ、みんな欲しくないと言えば嘘になるでしょう。
私は二階のベランダから見ていて危ないな…、
と思っていたのですが、不安的中。
激しい奪い合いが始まり、オイオイという感じ。
しかも、小さな子供が下敷きになって泣いているじゃありませんか!
よく、蚊を殺す時の目は殺人鬼の目になる、
何てのを聞いたことがありますが、この時の彼らの目は正に犯罪者。
見ていて、嫌〜な気分になりました。
幸い子供に大きな怪我はありませんでしたが、
投げた人も笑顔、
キャッチできた人も笑顔、
周りの人も笑顔、
そして拍手で終了…。
と行きたかったですね。
昔子供の頃、投げ餅で同じく祝儀の入った大餅を取り損ね、転んで骨を折り、救急車で運ばれた人を見た記憶があります。
投げ餅の文化自体が無くなってきたのと同時に、近所で「みっともない真似はするな!」と若い衆を教育するお年寄りが居なくなったのもいけないのかもしれませんね。
そうそう、我が家のチビ達二人は、ちゃっかりと大収穫。
親孝行なことに、スルメまでゲットしてきて、私の晩酌に花を添えてくれました。
あまり拾えなくて拗ねて帰ってくるかなと思っていましたが、
意外とすばしっこく要領の良い子供達に感心しました。
お隣さん、おめでとうございます&有り難うございました。
これから宜しくお願いしますね。
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