- 2009.08.05 水曜日
- 富士市の次世代パッシブソーラーそよ風システム搭載の家、本日はブログ上での見学会の3回目です。
写真をまとめましたが、全4回でまとまりそうですので、本日含めあと二回です。
この家に住んだ気になってご覧下さいませ。
以前から何回かご紹介しましたが、このお宅は、北側の親世帯の家が暗くならないように、出来るだけ建坪を小さくし、反面、こちらの家の中が狭くならないように工夫をしましたので、今回はそんなところを中心にご紹介です。。
ここは、階段の下の収納です。
壁の中に入ってしまうこの様な場所も、工夫次第でかなり使い勝手の良い収納室になります。
子供室です。
将来二部屋に仕切れるようになっています。
基本的に、子供が一部屋を独占する時間というものは、家の一生から見ると実はかなり短く、小学校中学年から高校卒業までと考えると、十年に満たないので、簡単に一部屋に戻せるためには、
【最初から一部屋にしておいて、必要に応じて簡易的に仕切る】
と言うのが使い勝手を良くする工夫だと思います。
ちなみに、以前ご紹介した写真ですが、こちらは将来3部屋を、最初はぶち抜きなので、と〜っても広々です。
さて、話を戻しまして、窓の外に見えるのは木のベランダ。
外から見ると分かりますが、こっち↓まであります。
これだけ広いと、家族全員分の布団をせいせいと干せますね。
子供は良く汗をかきますし、小さい内は世界地図も書きますので、布団を干せる、というのは大事なことですね。
よく、
「木のベランダって腐りませんか?」
と聞かれますが、勿論何のメンテナンスもしなければ、腐るのも早いし、お手入れしていても、何十年かすれば取り替えが必要になろうかと思います。
ですが、出来るだけ長持ちするように工夫もしています。
具体的には、
・虫や腐りに強い、桧やレッドシーダーを使う
・室外なので、耐久性重視で防虫剤を圧力注入する
・加工後に薬剤注入することで、水が入って腐り易い接合部にしっかり薬剤注入する
・躯体とベランダの構造を縁を切る(7/24のブログより)
といったところです。
さて、部屋に戻りまして、子供部屋の上には広いロフトがあります。
ここも、高さを1.4m以下におさえることで、床面積に入らないため、その分、小さい建坪でも、室内空間が大きく使えます。
ロフトの上からの眺めはこんな感じ。
気持ちいいです。
ロフトはこんな感じ。
やっぱり気持ちいいです(笑)。
一番向こうの床が持ち上がっているのは何故…?
見学会では、皆さんに聞かれました。
そのこたえはこちら。
ブログ上見学会のその1でご紹介した部屋に続く階段があるので、頭が当たらないように持ち上がっているのでした。
さて、明日は最終回。
最終回は、過ごしやすくする工夫です。
お楽しみに。
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