- 2008.10.01 水曜日
- 何となく朝起きるのが寒くて辛いと思ったら、本日よりもう10月。
後三ヶ月でお正月…げっ!
月日の流れが加速度的に速くなって行くようで焦ります。
と、泣き言はさておき、本日は、富士市で建築中のパッシブソーラーそよ風の家の検査の話です。
朝から現場監督の城内は、検査員と打合せ中…。
そうそう、これは余談なのでございますが、本日より、弊社ホームページのサーバー容量が一気に10倍以上に増加してくれましたので、掲載写真を少し大きくさせて頂きました。
もしダイアルアップで見られている方がいらしたらごめんなさい…。
今後は、要所要所で動画なども駆使してより分かりやすいブログになるように心掛けますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、この検査ですが、以前も書かせて頂きました(08.07.02の記事)が、ちょうど一年後の今日、2009年10月1日以降に引き渡しをする場合、10年間の瑕疵を担保する保険への加入が義務付けられます。
もしこの保険に入っていないと引き渡し自体が出来ません。
供託金を積むという手もありますが、高額なので中小の会社には不可能で、保険に入っていない、又は保険会社の検査に通らなかった場合、その時点で倒産ということになると言われています。
それはさておき、保険に入ると言うことは、保険会社もちゃんとチェックしておかなければ危なくてしょうがないので、第三者が検査をします。
これが第三者による現場の確認というもので、例によって前置きが長くなりましたが、本日はその様子をご紹介します。
↑鉄筋の下には、シロアリ予防効果のある防湿シートを、ジョイントもテープできっちりと貼って、綺麗に施工してありますし、
↑独立基礎も、
「基礎屋がこんなに頑丈にしなくても」
と言うくらい丁寧に配筋してあって、良い基礎だと思うのですが、
じろっ…
じろっ…
じろっ…
じろっ…
メジャー片手に、無言でこれだけチェックされると、やはり気分は
「機嫌が悪いから何か怒られるのかなと心配する悪戯坊主」
の心境。
…
で、ブログは良いことばかり書いてもしょうがないので、正直に告白しますと、↓この部分(ポーチの部分)、鉄筋の長さの計算ミスで不足をバッチリ指摘されちゃいました。
定着と言いまして、簡単に言えば、鉄筋と鉄筋が合わさる部分は、太さの40倍の重なりが必要。
写真の緑は、長さが足りていますが、青は鉄筋が太いので、その分長くしなければいけないのに、長くなっていなかったという初歩的ミスです。
もちろん、この部分は補強して、検査は合格となるのですが、朝から恥ずかしい思いを…。
でも、この様に法や規則に則ってしっかり検査してくれるのは、お客様も工事をするこちらも、確かに安心ですね。
役所の検査では、筋交いが入った頃に、
「は〜ぃ、良いですね〜」
で5分。
最後に完了検査で、
「は〜ぃ、良いですね〜」
で5分。
検査する件数に対し、検査する人が絶対的に不足しているので仕方がないのですが、やはりこういった慣習に姉歯事件が起こった土壌があったのだから、業界として正していかなければならない部分です。
しっかり指導を受ける城内監督でした。
がんばれ〜っ。
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