- 2011.09.20 火曜日
- はぃ、今週も始まりました。
明日・明後日頑張れば、また休み、張りきって参りましょう。
まずは先週の土曜日、名古屋まで行って参りましたのでその話題を。
何に行ったかと申しますと…
【 Forward to 1985 erergy life この国のこれからを考えよう。2011大集会 】
と言うのに参加してきました。
詳しくは上記、Forward to 1985 のページをご覧いただけると何をしたいのかがお分かりいただけると思いますが、
・日本の住宅は、ここ四半世紀で性能が飛躍的に向上した
↓
・なのに、使用エネルギーは倍増してしまった
↓
・このままで良いのか? 良いわけないっ!
↓
・昔の家が良いんだ!という意味不明の懐古主義ではなく、現在の快適な住環境を、
四半世紀前のエネルギー量で実現させよう!つまりエネルギー半減しよう!
という運動です。
だから、「バック」じゃなくって「フォワード」なんです。
日本全体で使うエネルギーを半減させようとすると、経済活動に影響が出そう。
そこで、住宅部門のみ、使うエネルギーを半減させる。
そうするとそれだけで原発が要らない計算になります。
では、実際、住宅部門のエネルギー半減はどうなのか?
実は、エネルギーを半減させるのは難しくありません。
ゼロにすることだって、たいした技術ではありません。
「ある程度、お金をかければ」
そう、太陽光発電を載せて、見かけの計算上だったら苦もなく半減できます。
私は、レアメタルをガンガン使って大量のエネルギーを使って作られる太陽光発電を震災後の切り札、唯一絶対無二の夢のシステム、の様に取り上げるべきではないと思います。
(その意味では、ごく少量のレアメタルで作れるアモルファスは良いかと…)
様々な高効率家電やオール電化に代表される住宅機器。
深夜電力や補助金など、家系的には優しくても、一次エネルギー、簡単に言えば発電所で作られるエネルギー収支で見ると、より多くのエネルギーロス、ということは実に良くあること。
以前ご紹介した様に、1/3カット位なら無理なくできるし、太陽光発電無しでも、断熱の工夫+日射遮蔽に太陽熱温水器を加えれば、半減はそう難しくはないはず…。
などなど…
非常に考えさせられる大会でありましたが、何か物事を始めるとき、細部の反対意見ばかり言っていては始まらない。
懐疑的な部分は多々あれど、ソーラー発電を悪と思っているわけではありませんし。
日本のエネルギー問題は待ったなしです。
住宅業界で出来る事を何とかしなければ!
『東日本大震災・福島原発事故を深く心に刻み、
出来るだけ速く、豊かで、人間的な、
究極の省エネルギー社会を作るために、
2025年頃までに日本の家庭部門の
エネルギー消費量と電力消費量を半分にすることを目指し、
ここに集まった人の全てが、自らに出来る事を考え、
実践して行く事を近い、
それを宣言します!』
最後に大会宣言が読み上げられると、会場はムンムンとするほどの工務店オヤジ達の熱い熱い闘志に溢れるのでした。
エネルギー半減、勿論私も目指して行きます!
★★★ 二週連続完成見学会開催! ★★★
☆☆☆ 平屋の家 完成見学会 ☆☆☆
平成23年10月9日(日曜日)
☆☆☆ 空のリビングの家 完成見学会 ☆☆☆
平成23年10月15・16日(土日)
- 日記・育児 | comments (2) | trackbacks (0)
Comments
あ、そうだったんですね。
私は折角なので世界のやまちゃんで手羽先を食べてきました(笑)。
ご一緒できなくて残念でした。
現在の家庭の電気事情は、原発・余剰深夜電力・オール電化・太陽光発電、これらが絶妙にリンクしながら進んできてしまっているので、今後大きな転換点がすぐ近くに来ているのは間違いないことだと思います。
一緒にお勉強して参りましょう!
私も会場のど真ん中の前の方で参加していました。
原発10キロ圏内の私にとってもエネルギー問題は他人事ではありません。
またいろいろ教えてください!!