「言ったことを守らない」
政治家は物忘れが激しいので
「記憶に無い」で通るのですが
建築の正解では
「契約時の話と違う!」
となると、とんでもないことに
今日はそんなお話です
2024.9.2 Vol. 4,797
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
富士市の注文住宅の現場です

写真大工のコウスケが
先輩大工の丸山にしごかれながら
階段を作っています
何度か書かせていただきましたが
隣家が迫っており
かつ準防火地域であるため
大きな窓をたくさんつけることが
非常に困難です
そのため、採光を取りやすい北側の
階段室に少しでも窓を設けて
明るくしようと

階段の足元の低い場所にも窓

高いところにも窓
の二段構え
そして上棟後、現場でふと気付く
これから階段が出来た時…

ここの蹴込み(けこみ:指差す所)
をアクリルにしたら
キッチン側にも少し明るさが
届くじゃん
「カクカク・シカジカで階段の
ここから灯りを取りましょう」
とお施主様にお話するも
階段がまだ無い状態では
「・・・?」
ま、それはごもっとも 笑
「大丈夫、必ずその方がいいので
ここはお任せ下さい」
とご了承いただく
そして階段が出来てきて

設計の祭ちゃんとまた別のことで
考え始める
「このスペース、このまま埋めずに
収納に使えるんじゃない?」
考え始めるとその場で
塞ぐはずだった壁の一部を
「もっとこの方が…」
「やっぱだめか…」
「じゃぁこれでどーだ…」
といろいろアイディアが出てくる
社員大工の丸山に
「ちょっとここ塞ぐの待ってて」
と言い残し、アイディアを探しに
無印良品へ 笑
収納のレイアウトとか
けっこう参考になるんですよね
結局、あんまり奇をてらったような
ことをしても、かえって使いづらい
ということになって
そのまま設計通り塞ぐことに
で、ここでですね、仮に
「お、この収納いいじゃん!」
と、契約時に無かった埋込式の
収納を「サービス」で作った場合
これは「契約不適合」と言って
壊して契約時の通りに戻す
「義務」が生じます
もちろん、お施主様が喜んで
くださればそんな事ないですが
「勝手につけないで下さい!」
となれば、完全にアウトです
4年前までは
「瑕疵(かし)」と言って
「不具合」があれば直す義務がある
だったのですが
今は「契約書と違う」は全部アウト
契約書に品番が「◯◯△◇」とあり
実際には廃盤になっていたので
後継の「◯◯△◆」にしたり
別メーカー同等品の「◯◯△▢」
これも、アウト!
サプライズでお客様が予算的に
泣く泣く諦めた「◯◯△◎」
に変更した
これも、アウト!
もちろんどちらも、お客様が
「契約書と違うから戻して!」
と言わなければ問題ないですが
それくらい、変更って実はシビア
だから、特に大手では
「契約後の変更は原則できません」
としていることろも多い
うーん、でもそんな家づくり
あんまりワクワクしないなぁ…
いいと思ったら
どんどん変更したい! 苦笑
もちろん、お客様に
相談しながらですけどね
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