本日より二十四節気は【清明:せいめい】。
七十二候は、清明の初候で【玄鳥至:つばめきたる】。
玄鳥(げんちょう)はツバメの異名だそうです。
燕がやってくると春。
春は、釣りシーズン開幕でもあります。
毎月一回、沼津市の西浦にレンタルボート釣りにゆく私が、どうにかしてレンタルボートに高性能な魚探を取り付けたいと思い立ち、どの魚探を選び、どうやって取付け、果たしてうまく行ったのか、までを綴る、釣りに興味のない人を完全に無視した連載です。
第一回目の
【レンタルボートにGPS魚探を取り付ける-1】
にて、悩みに悩んだ末、
【GARMIN StrikerPlus5cv+振動子GT22HW-TMのセット】
を購入したお話までご紹介しました。
今回は、もう一つの大問題、
【レンタルボートにどうやって振動子を固定するか?】
です。
これもネットで調べまくったところ、そもそも、振動子を取り付けるには、いくつ可能方法があります。
図解するとこんな感じ。
★方法①:万能パイプ取付
工事の必要もなく、振動子を簡単に脱着出来る。
レンタルボート等への取付けに適。
ただ基本的に、万能パイプでの取付けは、やっぱり簡易的なもの。
それなりに高性能な魚探を万能パイプで取付けている例は、ネットではほぼ見かけませんし、そもそも、専用の万能パイプは、魚探メーカーからは販売されていません。
万能パイプでの取付けを想定していないんでしょうね。
★方法②:トランサム(船尾)取付
簡単な工事で振動子の固定が可能です。
万能パイプ取り付けに比べて、安定性が向上。
マイボートなら一番確実でしょうが、船にネジ止めなので、レンタルボートにはNG。
★方法③:船底接着取付
船底がFRPで厚さ1cm以下の場合のみ可能ですが、当然、サンドイッチ構造などの二重構造(イラストのように平らになっている)の場合は無理。
入れ歯を固定するポリデント、の様なものでペタッと簡単に取付け出来るようですが、この方法では超音波が船底を通過するときに減衰するので、性能は落ちるらしいし、そもそも、いつも借りているボートは、二重構造なので、構造上NG。
★方法④:インナーハル取付
船底に傾きがある場合でも、振動子を真下に向けて取り付けることができますが、アウターハルは船に穴を開けなければ無理だし、インナーハルも、塩ビパイプなどで作って、ボンドなどで固定するので、やっぱりレンタルボートには無理。
★方法⑤:イケス内部に設置
実はいつも(今までの方法)はこれなんですけど、結局船底を電波が通過するので、感度がかなり落ちる感じを今まで実感してきました。
その他、バスボートなどではエンジンに直接くっつけたりする方法もあるようですが、やっぱりレンタルボートなのでNG。
ということで、結局、
「万能パイプを自作しよう!」
に落ち着きました。無いものは作れ!工務店ですし(笑)。
そして完成したのがこれ。

中古で購入したステンレス製の竿受け金物を改造し、アルミの角部材を合体させました。
これで、竿受け兼万能パイプに。

竿受け金物は、メーカー名とか不明なのですが、「カープ P-94」と検索すると、ヤフオクなどで数千円で売買されています。
移動の際には、水中に入れっぱなしだと抵抗がかかるので、アルミの角パイプを上下して水上へ出せる構造に。

ステンレスのスクリュー釘を栓にしただけですけど。
肝心の振動子の部分は、


こんな感じです。
見た目の問題でなんとなく塗装したのですが、
塗装前は、こんな感じで、部材を制作しました。
とりあえず、プロトタイプの完成です。
よぉーし、あとは実践あるのみ!
果たして上手く使いこなせるのか、は次回(その3)に続きます。
文:鈴木克彦
