窓は南に多く、他の3方向は少なく、が基本です
Vol. 3,668
おはようございます。
丈夫であったかい家を作るマクス、
社長の鈴木です。
池江璃花子さんの
「無事に五輪が開催できて、
また戻ってくることができて、
本当にうれしいです。」
って、おじさん、涙…。
彼女を見ていると、
優しい気持ちになりますよね。
そりゃ色々ありますけど、
文句ばっかりじゃ始まらないから、
まずは優しい気持ちになって、
お互いに思いやり。
いま、ギスギスしていて、
日本人が思いやりわすがちなので…。
私は彼女のように、
日本中の人を優しい気持ちにさせる
なんてできませんが、
私の設計する家の前を通った人が、
少しでも優しい気持ちになれたら…
そんな家づくりを目指しています。
今週末完成見学会の富士市の「薪ストーブの家」。
設計段階の際にも このブログで、
「前を通る人にも優しい家でありたい」
というタイトルでエントリーしています。
一番最初のご提案から、
間取りは多少変わりましたが、
基本的なサイトデザインはそのまま。
それが、
「前を通る人にも優しい家でありたい」
と言う思いでしたので、
完成が近づき、感慨もひとしおです。
もう少し近づきましょう。
東面には玄関の他に、2階に窓が一つだけ。
暗くない…?
いえ、窓は他の面にもありますからね。
窓は、
明るさや暖かさ、心地よい風の入口ですが、
同時に、
暴力的な暑さ、外からの視線の入口でもあり、
冷暖房したエネルギーが漏れる出口でもあります。
南面には大きな窓を配し、
冬の暖かな日差しを目一杯取り入れる。
夏は深い軒が日差しを遮る。
太陽高度が低い朝夕の日差しが当たる東西面、
冬は日射がない北面、
ここは南と反対で、
できるだけ窓を小さく少なく、
エネルギーが逃げるのを抑え、
夏の日射を入れないようにする。
日本の住宅設計の基本中の基本です。
もちろん、
もし、南にしか窓がなければ、
風は抜けないし、
そもそも暗すぎ。
その矛盾を建築的にクリアするのが設計。
実際、こちらの家が、
・暗いのか明るいのか?
・日射遮蔽はどうしているのか?
それは完成見学会のお楽しみです。
1時間に限定一組予約制のため、残席あと3組です。
2021年08月02日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。