掛川城行って来ました
本日から七十二候は、春分の次候で【桜始開:さくらはじめてひらく】。
会社の老桜(しだれ桜)は7,8分咲きといったところでしょうか。
こんにちは。総務のゆきです。
少し前ですが、河津桜が咲いていた頃、日本100名城のひとつ、掛川城に行って来ました。
お城前の川沿いの桜並木が見事でした。
掛川城はコンパクトな印象を受けました。
平成6年に再建されたということで、白が際立っていて綺麗です。
お城の中を見学します。
掛川城は日本初の木造天守閣として有名だそうです。
確かに太くて立派な木材がふんだんに利用されていました。
そして階段がめちゃくちゃ急勾配です。
攻められた時のために、床の一部に石を落としたり弓で攻撃する穴(狭間)があいています。
でも、下から隙間風が吹いてくるからお城の寒くなってしまいますね…。
戦闘がないときは、床板を敷いていたのでしょうかね。
狭間のあるところは、建物が石垣から飛び出ています。
石垣を登る敵除けに針のようなものが突き出ています。
お城は戦用という印象を受けましたが、最上階は天井低くてこじんまりしていて襖があって、
普通に暮らす用という印象を受けました。
山の上の最上階なので、掛川の町を一望できます。
掛川城から見えた、立派で大きな御殿もお城と同じチケットで見学できます。
お城は戦用やシンボル的な存在で、藩主が日々暮らしていたのはこちらの建物だったそうです。
大空間を襖で仕切っていろいろな部屋に活用できる大空間です。
日本建築は壁でなく柱で構成された、開放的な造りだということが実感できます。
広すぎる御殿の中には、甲冑や灯篭、模型などの展示品がいっぱいありました。
畳と襖の風通しのよい大きな部屋もあれば、薄暗くて床が土間の小さな部屋もありました。
ひとつの建物なのに、部屋のランクがあからさまに違います。
もちろん、身分の低い者が土間の部屋をつかいます。
いい部屋に住みたければ出世しなさいということでしょうね。シビアです。
木造天守閣と城郭御殿が同時に見学できる城跡はレアだそうです。
お城好きなかた、100名城制覇したいかた、掛川城いかれてみてはいかがでしょうか。
文:佐藤 祐希
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