木造住宅の模型を上棟
本日より、七十二候は、寒露の次候で【菊花開:きくはなひらく】です。
七十二候の名前はすっかり秋ですが、過ぎ行く夏を惜しむかのような先週の日曜日の暑さ…。
最後の夏、のようなこの日、富士市の昭和自動車さんで行われた「Do light フェスタ」に参加し、
1/2スケールの住宅模型を上棟いたしました。
6m✕6mの総二階=約22坪、という小さな家。
その小さな家の1/2の大きさなので、大きな物置のようなミニチュアハウス。
イベントで披露されたハシゴ車と比べると、ずいぶん小さいですが、それでも高さは3m以上あります。
壁も耐震性を。
床も1/2スケールで、2m✕1m、24ミリの構造用合板が、1m✕50cm、12ミリで、ちゃんと作ってあります。
水平や垂直をしっかり見るのも、普通の家と同じ。
ミニチュアですけど、
昔からある大工の継手(つぎて)である「金輪継ぎ(かなわつぎ)」も、1/2で正確に作ってあります。
ちなみにこちらが、本物の住宅の金輪継手。
そして、本物の家の「投げ餅」の1/2で「お菓子まき」もさせていただきました。
投げ餅というのは、上棟式(建前)などで災いを払うために行われた神事である散餅の儀(もしくは散餅銭の儀)が発展的に広まったもの(wiki)です。
子供の頃は、近所でよくやってましたが、最近はほとんど見かけなくなりましたね。
裏事情をこっそり書くと、今では珍しい投げ餅をやるとメディアが取材に来るので、広告宣伝として住宅会社がお金を出して投げ餅をやってもらう、ということがあります。
もちろん、違法でも何でもありませんが、「災いを払う」という趣旨とは違うような…(笑)。
めでたいことはおすそ分け、という精神で、見かけたら投げ餅拾いに出かけましょう。
くれぐれも、怪我にはご注意を。
文:鈴木 克彦
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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