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ビオブログ

三保の松原

本日より七十二候は変わり、啓蟄の末候【菜虫化蝶:なむしちょうとなる】
今年は暖かいので、青虫が蝶になる春も早いのでしょうが、虫は基本的には…。

総務のゆきです。

前回の「びお静岡東部版」でご紹介した静岡県立美術館ムーミン展と同日に、有名な観光名所、世界文化遺産にも登録された、三保松原にも行ってきました。

地元ニュース番組等でよくみますが、私の記憶にある限り行ったことなかったです。

 

駐車場は綺麗に整備され、近年できたばかりの施設「みほしるべ」が建っていました。

三保の歴史や松の生態を学ぶことができます。
周辺観光マップももらえます。
無料の足湯もあります。(行った日は水不足の為休止ということでした。水不足って…。)

 

三保の松原といえば羽衣伝説が有名です。
以下パンフレットより抜粋。

~~昔々、三保の漁師が松の枝に美しい衣が掛かっているのを見つけました。

漁師が手に取ると、突然天女が現れました。

『その羽衣がなければ私は天へ戻ることができません。どうかお返しください。』

「あなたが天人の舞を踊ってくれたら返しましょう。」

『羽衣がなければ舞うことができません。先に羽衣を返してください。』

「先に羽衣を返してしまったら、あなたは舞を見せずにすぐ飛び立ってしまうでしょう。」

『疑いの心を持っているのは人間だけです。私たち天人に偽りの心はありません。』

漁師は自分の振る舞いを恥じ、天女に羽衣を返しました。

天女は天人の舞を舞い、富士山を超え、天にのぼっていきました。~~

 

 

天女が羽衣をかけたという松を見に、砂浜へ行ってみます。

りっぱな松がいっぱいです。
ここの松は、根っこからは波と同じ方向に曲がっているのに、
幹の途中でカクっと反対方向に曲がってます。
自然とこんな急角度に曲がるものなんでしょうか。

 

羽衣の松を発見。

 

 

と思ったらこんな松も発見。枝全部カットされて、完全に人工的に支えられている。

 

どっちが羽衣がかけられた松なのか、パンフレットで調べてみると、

初代の松は1707年以前に海中に没したといわれており、
二代目の松(二枚目の写真)は平成25年に枯れ、
現在(1枚目の写真)は三代目となっている、そうです。

松は挿し木で増えるから、DNAは初代松と同じということなのでしょうが、
この松のこの枝に、羽衣がかかっていたのか~って空想したかったですね。

 

 

そしてニュースでもよく見る、富士山が見える砂浜へ。

広~いですね。ごみ一つ捨てられていなくて綺麗です。
砂がやわらかくて、足腰の鍛錬に効果ありそうです。

 

雲がなければきっと正面に富士山が見えたでしょう。残念です。
思う存分走り回っても怒られない、子供にとって嬉しいスポットですね。

 

 

砂浜とは反対側、御穂神社に続く歩道は「神の道」という名前がつけられ、樹齢200~300年の松並木が続いています。


夜になるとライトアップされるそうです。
観光HPから写真拝借しましたが、ムードありますね。デート向きです。

老若男女問わず楽しめるスポットです。
世界文化遺産に登録された三保の松原、一度訪れてはいかがでしょうか。

 

文:佐藤 祐希

2021年03月15日

Post by 佐藤 祐希

カテゴリー:ビオブログ, 地域のこと

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