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ビオブログ

浮月楼のお庭を見ることが出来た

本日より、二十四節気は立冬。本格的な冬です。
そして、七十二候は立冬の初候で【山茶始開:つばきはじめてひらく】

「つばきひらく」ですが、「サザンカが咲き始める頃」の意味です。

お花の似合うよう素敵なお庭、いいですね。
ということで、今回はお庭のお話。

こちら↑、グーグルのストリートビューですが、静岡市の両替町のあたりを歩いていると、こんな立派な門、目に付きますよね?
ご存じの方も多いと思いますが、ここは「浮月楼」と言いまして、静岡で一番格式高い料亭。
もちろん、食事したことございません(笑)。

最後の将軍徳川慶喜公が、晩年二十年以上お住いになられた場所、としても有名で、慶喜公屋敷跡の石碑も建てられています。

が、恐る恐るこの門から入ってゆくと、

「お庭の見学はダメよ」の看板に、普通の人は焦って引き返します(笑)。

けれど!
この度この門の内側に潜入!
というのは冗談で、上の写真左側は、ビジネスホテルの「ホテルガーデンスクエア静岡」の通用口で、このホテルの宿泊者は、こちらからお庭を散策できるのです。

「ほぉ、ここが数万円のコースを楽しむところかぁ…」
とか思いながら、宿泊した雨の朝、お庭を楽しみました。

やっぱり日本庭園は雨が似合いますよね。

橋の向こうに見えるのは、浮月楼明輝館で、その向こうが宿泊したガーデンスクエア静岡。

残念ながら、慶喜公のお屋敷は、明治25年の大火で、そしてその後建築された浮月楼も昭和15年の大火で、消失していますが、お庭は慶喜公が楽しんだままだそうです。

家に浮かぶようなこの建物は、戦後建てられたお茶室。
いい雰囲気ですねぇ…。

 

結婚式や高級接待などなくても、浮月楼のお庭を見学できるというのを初めて知って、ラッキーなのでした。

 

文:鈴木克彦

2019年11月08日

Post by 株式会社 macs

カテゴリー:ビオブログ, 地域のこと

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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
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