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ビオブログ

ホタルイカは一手間加えて食べると美味しい

本日より、七十二候は、雨水の末候【草木萠動:そうもくめばえいずる】。

文字通り、草木が芽吹くころ。
3月。
まだまだ寒いですが、お日様は、徐々に春のやわからかい暖かさを帯び、新しい命に満ちる季節はすぐそこですね。

そうなると、困ったことに食欲も湧いてくるわけです。
今日、3/1は、富山湾のホタルイカの定置網漁の解禁日。
店頭にも、新鮮なホタルイカが並ぶようになります。

そこで本日は、先日夕飯のおかずだった、私の大好きなホタルイカについて。


富山といえば、只今マクスで修行中の、アシストプラスアルファ御曹司の沢本勇太。
30を過ぎて、見た目、新鮮さが薄いですが、富山湾のホタルイカは鮮度抜群。

ホタルイカ=富山湾のイメージですが、漁獲量日本一は、兵庫県なんだそうです。

ではなぜ、ホタルイカ=富山湾なのか?
それは、彼ら(いや、この場合、後術しますが「彼女ら」と書くのが正しい)の生態と深く関係があります。

ホタルイカの寿命は、多くのイカと同じく、たったの一年。
普段は200~700mの深海に生息しているため、発光メカニズム含め、詳しい生態はまだわからないことも多いようですが、
・山陰の海で生まれ、
・秋田沖まで成長しながら回遊、
・産卵のために南下回遊
という一生なのだそうです。

南下の際に富山湾に入って来るもの、山陰まで南下してゆくもの、がいるのですが、産卵の時には浅いところに浮いて来ます(交尾は既に終わっており、雄は死んで深海に沈んでゆくらしい…切なっ)。
すると、陸地に近い富山湾では、定置網漁で捕獲できる、というわけです。

その他の地方では、底引き網で取る、というわけですね。
だから、富山湾のホタルイカは、
・新鮮で、
・99%が卵を持って太ったメス、
ということになるのだそう。

大群で海岸近くまで押し寄せるのは富山湾独特の珍しい現象で、世界でも他に例はなく、富山湾の中でも、富山市から魚津市にかけての沿岸域を、「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。
まぁ、「ホタルイカ」を天然記念物にしたら食べられなくなっちゃいますからね(笑)。

定置網で取れた新鮮なホタルイカ。
それでも、腐敗が非常に早く進むため、冷蔵技術と輸送技術が発達するまでは、地元の食材であって、多すぎる分は松の肥料だったので、地元では昔は「マツイカ」と呼んだとか。
(「え?知りませんでした」by 富山県民の沢本)

平成になってから、生食用として店頭に並ぶことも可能になったそうです(時々見ますね)が、基本、ボイルですよね。
でも、イカ類に寄生虫はつきもの。
ホタルイカも、生食を行う場合は、-30℃で4日間以上凍結させて寄生虫を殺すのが基本のようです。

というわけで、やっとスーパーで売っている、ゆでホタルイカの話。
そのまま食べても良いのですが(個人的には全然平気ですけど…)、やはり、下処理をしたほうが美味しいです。

ご存じの方も多いとは思いますが、目玉と骨(大きいホタルイカはさらに口も)を取ると、食べた時に口に残るものがなく、美味しく食べられます。

目は、簡単に取れますね。

次は骨。
骨、と言っても、軟体動物ですから骨ではなく、貝殻、という方が正しいでしょうね。
貝とは親戚みたいなものなので。
軟体動物には、いくつかの仲間がいますが、例えば巻き貝は「腹足類」。お腹に足がついてる。わかりやすい。
タコやイカは他の軟体動物より明確な足がありますが、「頭足類」。

そう、イカやタコの丸い部分は、脳みそがあるわけじゃないので、あれはあくまでも「腹」。
目がある部分が頭ですから、イカやタコは、頭から足が生えている「頭足類」。
だから、絵を書く時は、生物学的には、こうです。

頭が上。

ちなみに、タコやイカの口。
イラストに書くおちょぼ口は、あれは口ではなく「漏斗」。

移動の際に、びゅーっと水をはいて進むため、そして、墨を吐くところです。
本物の口は、足の中心。
というか、頭のテッペン(笑)。

お酒を飲む人なら大好きな、いわゆる「カラストンビ」。
二つの頑丈な歯のような牙のようなもので、強烈に魚の肉などを食いちぎります。

ぐぐってみてください。
カラストンビは、たしかに、カラスとトンビのくちばしの様です。

って、話がどんどん横道にそれますが、ホタルイカ、おいすぃーっ!!!
春の味です!

私がやらなくてもいっぱいあるのですが、最後にその『一手間』の動画。

お料理用に、ステンレスの毛抜きを一つ用意して、ちょっと一手間かけてみませんか?
ゆでホタルイカの味が、ワンランクアップしますよ。

文:鈴木

2018年03月01日

Post by 株式会社 macs

カテゴリー:ビオブログ, 食のこと

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びお 株式会社マクス 取締犬

住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。

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