- 2011.05.11 水曜日
- 富士宮市で進行中の長期優良住宅先導事業の家です。
次世代パッシブソーラーそよ風も搭載です。
昨日に引き続き、
【地震に負けない強い基礎+白蟻対策もバッチリの強い基礎】
をテーマに、連続でご紹介して参ります。
昨日ご紹介した捨てコンクリートの上に墨を打ち、鉄筋の配筋が始まりました。
はぃ、配筋終わりました(笑)。
これくらいあっという間に出来たら楽なんですけど。
昨日ご紹介した地中梁とは…
こんな感じ。
ベタ基礎の一部に強固な鉄筋コンクリートの梁が出来るのがイメージ出来ると思います。
この地中梁の左右で、鉄筋のピッチが変わっているのがお分かりいただけると思います。
右側は、
20cmピッチの格子状に対して、左側は、
10cmピッチ。
これらは、地中梁も含め、全て厳格な構造計算(許容応力度設計)によって、場所毎の鉄筋の太さやピッチが決められています。
本来建築基準法では、
【建築物は建てる前に構造計算をして強度を確かめなければならない】
と明記されていますが、特例措置として、木造の平屋・二階建ての場合、この構造計算をしなくて良い、となっています。
木造は大工さんの感で…
と言う時代の遺物ですが、阪神大震災以後のいくつもの大地震とその被害状況を見れば、「構造計算なんて…」とは言ってる時代ではないことは言わずもがなです。
で、鉄筋の配筋完了後は、↑外部第三者検査員によるチェック。
これは、あくまでも、
【図面と実際の配筋が同じかどうか】
を調べているだけで、
【頑丈な基礎になっているかどうか】
を調べているわけではありません。
外部保険法人がチェックしているからと言って、法律ギリギリ・スレスレの基礎でも、チェックは通るわけですから、そこを勘違いしてはいけません。
さて、検査員が移っている写真で、秘密兵器がネタバレしてしまいました。
が、
この秘密兵器(何回も紹介してますけど…)は明日に続きます。
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