- 2011.05.10 火曜日
- 富士宮市で進行中の長期優良住宅先導事業の家です。
次世代パッシブソーラーそよ風も搭載です。
長期優良住宅先導事業で、国から建て主に200万円の補助金が出るため、様々な制約があり、事業年度中の着工もその条件の一つになっています。
が、今回の大地震を受け、建築資材の流通が麻痺…。
本当は基礎の着工自体を遅らせたかったのですが、決まりは決まりなので、上記のように根切り(掘り始め)までで一旦工事をストップする形になってしまっていました。
お施主様にはご心配をおかけしてしまいましたが、資材の目処が付き、一月遅れでようやく再スタートを切りましたので、ブログでもアップして参ります。
今週は、
【地震に負けない強い基礎+白蟻対策もバッチリの強い基礎】
をテーマに、連続でご紹介して参ります。
まずは!
沼津市のリノベーションの現場でもご紹介した防蟻性能を持った防湿シートを施工。
床下からの湿気を完全にシャットアウトすると共に、ベタ基礎の底版に万が一ヘアークラックが生じても白蟻が入ってこれないようにします。
このシートの上に、捨てコンクリート、つまり、基礎のコンクリートとしては強度を加味しない、作業性を良くするためだけに打つコンクリートを施工。
通常は、ここまで平らな捨てコンクリートの制度は要求されませんが、今後の特殊な基礎(と言ってもこのブログでも毎回ご紹介しているのですが…笑)の工事の為に、高い精度で平らな捨てコンクリートを打ちます。
とりあえず捨てコンクリート打ちまで完成!
真ん中に二本、凹んでいる所は、地中梁(地面の中の鉄筋コンクリートの基礎の梁)が出来る部分です。
捨てコンクリートの下に、シロアリの忌避剤を練り込んである防湿シートが見えますね。
まずは、一つ目の対シロアリ防波堤です。
続きます。
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