- 2011.03.31 木曜日
- 沼津市の【木の家 耐震&断熱リノベーション】の現場です。
木造住宅の大敵:白蟻と腐り、この対策をしっかりと取ったうえで、初めて耐震補強や暖熱改修が意味を持ってきます。
これらを総合的に工事をすることにより、建てた時よりも、耐震性・快適性を向上させる、それがお化粧直しリフォームではない、リノベーション、です。
さて、昨日まで、白蟻や腐りの被害をご紹介して参りましたが、その一番の元凶は、床下の湿気です。
床下の湿気は、カビや腐りの原因になるのはもちろん、【湿度が低い環境下では生きるのが難しい白蟻】を誘因してしまうことに繋がります。
そこで、本日はその床下の湿気対策をご紹介致します。
床下の土の上に、防湿ビニールフィルムが施工されているのがお分かりかと思います。
そんなことをせずに、鉄筋を入れて防湿コンクリートを打ってしまえば、なお良いことは、誰でも分かります。
しかしながら、建築工事は常に予算との兼ね合い。
特にリノベーションでは、あれもこれもと良くしていけば、
「いっそ建て替えた方が良いんじゃない?」
となってしまいます。
そこをさぐるのが、私どもの仕事です。
さて、その防湿シートの施工です。
防湿シートは、フクビのアリダンVシート。
新築時のベタ基礎の下の防湿シートとして、標準で使っている物です。
シート間は、専用テープで目張りします。
このように、束石の周りや、
布基礎との境には、砂をまいてゆき、さらに、
専用の凝固剤を、
砂にかけてゆき、盛り砂をして、
固まったら完成!
これで、床下からの湿気と白蟻を予防します。
さらにダメ押しで、作業風景を動画でどうぞ。
次はいよいよ耐震補強に入ってゆきます。
まだまだ続きます。
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