- 2010.12.02 木曜日
- 私、北海道に7年住んでおりました。
丹頂鶴がで有名な鶴居村では、一番寒い時にはマイナス28℃(寒っ!)。
それでも、静岡出身の私が
「あ”〜、今朝はなまらしばれる」
(当時私は北海道弁:「あぁ、今朝は非常にお寒うございますね」の意)
とか言うと、
「おんめ、こんで寒いなんてったらシベリアの兵隊さんはどうすんだべさ!」
と、職場のお年寄りに笑われたものです。
だから、暖かな静岡くらいでは、私は寒さなど感じないのです。
何てことは全く無く、氷点下にならなくても寒いものは寒いのです。
兼好法師曰く「住まいは夏を旨とすべし」
ですが、夏涼しい家なのはもちろん、冬暖かい家、これも基本です。
というわけで、本日も次世代パッシブソーラーの「そよ風」搭載の、裾野市の長期優良住宅先導事業のお宅をご紹介して参りましょう。
静岡は、全国平均から見ると冬期の日照時間が長いのはご存じの通り。
12月でも200時間近くあり、東京より一割り以上多く、札幌の約倍、新潟に至っは、静岡は三倍近い日射量があるのです。
雪国の人に比べ、静岡県民が根性無しなのはこのためです(えっ、私だけ?)。
それでも、より暖かい家に住みたいと願うのは人の常。
さらに光熱費がかからなければ、エコにも良いのです。
というわけで、太陽の熱で家を暖めるパッシブソーラーシステムは、静岡にはもってこい。
南面で暖めた空気を、写真の様に床下に運びます。
家の大きさよって違いますが、空気を送るのも、小さなシロッコファンですから電球一個程度の少ない電力です。
ここは一階のパントリー。
一二階とも、今回はダクトをなるべく見えない位置に落としています。
階段を施工中の大工は…
おっと、半袖です。
まだ施工中のパッシブソーラーは動いておりません。
これは、現場発泡の吹き付けウレタン断熱により、気密・断熱性が高くなっているため、日中は窓から入ってくる熱が家の中を暖め、熱が逃げないので、それだけで結構暖かいのです。
が、見ている私は結構寒い。
大工は燃えて仕事しているからのようです(笑)。
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