- 2010.09.06 月曜日
- 週末は、裾野市で工事が始まる新築住宅の地鎮祭に行って参りました。
現場監督も大工も出席し、神前に工事の無事を祈ります。
私もこの時ばかりは真剣に頭を下げます。
Y様、竣工までどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、このお宅は、長期優良住宅先導事業によって建てる家であるため、国から建築主(お施主さん)に、200万円の補助金が貰えます。
この補助金事業、もともと、長期優良住宅を日本に普及させるため、一般の長期優良住宅に先立ってスタートしました。
家を建てるときに守らなければならない最低限のルールを【建築基準法】だとすれば、
長持ちするしっかりした家の基準を、国が示した新しい基準が、
基準法のワンランク上の【長期優良住宅】、
そして、長期優良住宅のもうワンランク上の基準として、
国が個別に認定している基準が【長期優良住宅先導事業】
となります。
エコカー補助金同様、現在住宅建築では補助金制度があるのですが、今年は、
・住宅性能評価で温熱環境4(次世代断熱基準)を取れば、住宅版エコポイントで30万。
・年間50戸以下の会社で長期優良住宅を建てると100万(エコポイントと併用不可)。
(国産材の家だと+20万)
・先導事業の家を建てると200万。
となっています。
この200万の先導事業は、5年間でスタートし、あと二年残っていますが、二年を残して廃止らしいです。
国が認めた(公募の中から選抜され認定される)企業・団体しか利用することが出来ないため、認定に漏れた会社・団体から、依怙贔屓との批判があったのでしょう。
「事業仕分け」が注目を浴びる中、役所としては批判を受ける事業に関してはとにかく、ナーバスになっているようですね。
福田政権が「これからは100年住宅だ!」と言おうとしたら、
もう、商標登録されているから「150年住宅にしようか」となり、
150ってキリが悪いから、「え〜ぃ、200年住宅だ!」となって、
「200年も本当に持つのか?」と言われたから「超長期住宅にしよう」、
超長期って何年なんだよ、の声に「先導的モデル事業」と名前を変え、
“モデル”って名前が「あそこの会社ばっか」って言われたんでしょうね、「先導事業」に変わり、
ついには打ち切り…。
『一貫性』って…。
まぁ、決まったことを私がブログで嘆いても変わりません。
とにかく、この200万円を貰える先導事業は、今年度末の3月までに着工、がラストチャンスです。
せっかくだから、利用できる物は利用させていただきましょう。
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