- 2010.08.11 水曜日
- はぃ、それでは昨日に引き続き、富士市の平屋の家のブログ上見学会です。
本日最終回です。
このお宅は、マクスでは比較的珍しいのですが、外部設計事務所から依頼されて、お仕事をさせていただいた建物であることは、以前にも書かせていただきました。
商業建築や、ツーバイフォーをメインで行われている設計事務所ということで、私どもの知識不足分野に明るい先生なので、とても刺激がありましたし、
逆に、私どもからも、木造軸組に関するアドバイスや、次世代パッシブソーラー「そよ風」システムのご提案を積極的にさせていただきました。
そこで、昨日現場監督の工夫で終わりましたが、パッシブソーラーの空気を効率よく建物全体に働かせようと、宮川監督が知恵を絞った工夫を、本日もご紹介しますと…
室内建具の上の通風窓。
この様に、
季節によって、開け閉め可能にしました。
既製品のドアに、特注の物を組み合わせ、全体に違和感なく既製品のように仕上げるてありますね。
違和感が無いから気付きにくいのですが、そういう所こそ苦労する所でもあるわけです。
最後にお風呂。
窓の向こうはこちらも坪庭の予定ですが、木が根付きにくいシーズンですので、もう少しお預け。
緑の成長と共に、外壁のレッドシーダーもシルバーグレイに変わり、経年美を増して行くことでしょう。
数年後、またご紹介したい建物ですね。
多分、完成した今より、味わい深くなっていることと思います。
楽しみにですね!
このお宅は、昨日・一昨日のブログをご覧いただけるとお分かりですが、交通量が非常に多い、幹線道路に面しています。
だから、目隠しなどの工夫があったわけですが、完成・お引き渡しして、お施主さんが一番喜んで下さっているのは、
まずは“揺れなくなったこと”のはずです。
家が揺れないなんて当たり前ですが、当初、建て替え前のこのお宅で、打ち合わせさせていただいた際、トラックが通る度、
地震か?
と思うほどの揺れでした。
慣れておられるのか、ご家族の皆様は笑っていらっしゃいましたが、
私は、「よく眠れるなぁ…」と正直感心したのを覚えています。
実際に引っ越しして寝てみて、揺れないし、静かだし、涼しい…。
当たり前のことですが、まずはそのことに感心していただいて、それが当たり前のこととして、意識すらしなくなった頃、改めて、居心地が良いなぁ〜と、感じていただきたいと思います。
お施主様には、大変喜んでいただき、完成度が高いと、ご依頼いただいた設計事務所の先生にも、大変お褒めいただきました。
やはり、同じプロの目線で誉められるのは気持ちの良いものですね。
でも、この場を借りて白状すれば、私がもう一つ、大いに胸をなで下ろしているのは、様々な事情から、予算的に非常〜っに厳しい工事であったところを、現場監督の宮川が、なんとかかんとか、まとめあげてくれたことです。
経営者としては、赤字は地震より、雷より、火事より、家内よりも怖いのです(笑)。
そのためには、この様に、自分が職人と化して炎天下に頑張って、工事費を浮かしてくれたかからなのですが、マクスの監督は、みんなこの様に技術に明るいのが強みだと改めて感じます。
アフターメンテナンスや緊急工事で、この技術が発揮されるわけです。
そして、こんな努力は、お施主様が喜んでいただけることで、報われるのであります。
お施主様、今後とも末永いお付き合い、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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