- 2007.08.20 月曜日
- 昨夜は涼しかったけど、まだまだ暑いですね〜。
今日の常葉菊川、暑いけどみんな頑張れ!
さてさて、8/7のブログにも書きましたが、本日はその続きです。
土曜日に保育園がお休みで、女房も用事があったため、子連れで現場に行って来ました。
働かざる物食うべからず、ということで、子供にも労働の大変さと喜びを感じてもらおうと、頑張ってもらいました。
7日にも書きましたが、シロアリ消毒は、基本的に毒をばらまきます。
シロアリが食べたら死ぬやつ。
でも、法律がどんどん厳しくなり、業界では、そのたびに濃度を薄くして対応している現実があります。
結果、相変わらず床下には毒をばらまき、シロアリにはだんだん効果が薄くなっているわけです。
私はやはり、家は安心して住めなければ全く意味がないので、外部のデッキなどをのぞいて、家の中(や家の中に空気を通してつながる部分)には、そういった危険な物を使用するべきではないと思います。
写真で使用しているのは、青森ヒバオイルを原料とする薬。
基本的に無機質のみなので、無臭で無害です。
確かに、家がシロアリに食われたり、腐ってしまってはいけません。
しかしながら、猛毒をこれでもかとまいたり、薬付けの木材で家を造って、仕上げにちょっと合成樹脂で固めた珪藻土を塗って、
「はいっ、自然素材の家です」
と言うのは、やっぱり説明責任を果たしていないんだと思います。
どの業界でもそうなのかも知れませんが、白い恋人の
「品質に絶対の自信があるあら賞味期限を延ばした」
という発言は、北海道に7年住んだ私としては悲しかったです…。
今回使用のシロアリの薬は、メーカーの内容を信じれば人には多分無害です。
私自身は絶対無害だと信じているので、自分の子供でも安心と思って写真に登場してもらいました。
ただ、通常使っている毒薬のように5年保証というような物はありません。
その分定期的な点検が重要になります。
このようなメリット・デメリットをご説明した上で消費者に選択してもらうという姿勢が今の建築業界に求められているのだと思います。
少々話が難しくなりました。暑いのにすみません…
子供たちも疲れて職人と一服中。
やっぱり家は、家族の健康と安全を守る物でなくてはと思いますね。 - ティンバーフレーム 建築現場より | comments (1) | trackbacks (1)
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