HOME > マクスの社長Blog 頑張れ四代目日記 > 猪熊弦一郎現代美術館＆東山魁夷せとうち美術館

2010.03.02 火曜日: いま、香川と言えば、讃岐うどんよりも『芸術』の県として有名ではないでしょうか。

県立や市立の美術館はもちろん、ノグチイサム庭園美術館、それから、安藤忠雄氏設計の地中美術館で有名なベネッセアートサイト直島は、島全体が現代アートの発信地として注目を集めいています（ってまだ行ったこと無いんですけど）。

というわけで、アートにふれてみようと思いまして、猪熊弦一郎現代美術館と、東山魁夷せとうち美術館に行って参りました。

もちろん、本当の目的は建物です。
実はどちらの美術館も、モダニズム（近代主義建築）の建築家として有名な、谷口吉生氏の設計。
谷口吉生氏はマスコミに登場することがないので一般にはあまり知られていないものの、ニューヨーク近代美術館新館や葛西臨海水族園など、誰もが知っている建物を手がける世界レベルの建築家です。

というわけで、こちらは丸亀駅前の猪熊弦一郎現代美術館。
建物端部をシャープに見せることで、野暮ったさがありません。
このへんが一流と二流の違いなんだろうな～などと見つつ…

絵画と現代アートを鑑賞。

猪熊弦一郎は、昭和期の洋画家。
色遣いが凄い…
…
…
…
すみません。
何かを感じ取ろうと思ったんですが、全くもって修行が足りません。
その抽象画も、美術館に展示されている現代アートも、全く理解不能でした（涙）。

（だってホースの中を空気が通ってるの見て何を感じれば良いんだろ？？？）

上は、撮影可能だった作品。
猪熊弦一郎『対話彫刻』

アート…

アートの県香川では、カラスでさえアーティスティック。

次は東山魁夷せとうち美術館。

瀬戸大橋の袂で、瀬戸内海の庭園を眺めるような落ち着いた佇まいはなかなかでした。

でも、リトグラフではありましたが、絵の方が良かったです。

東山魁夷を今更私が説明するのはおこがましいので割愛しますが、あの独特の水色や緑には、何と言うか、引き込まれるようなパワーを感じますね。
思わず建物を鑑賞するの忘れました。

今度是非千葉の東山魁夷記念館にも行ってみようと思いました。

あと、蛇足なんですけど…

瀬戸大橋を電車で走るって凄いなぁ～、なんて思いながら電車に揺られていましたが、実際、海の上を走ると、
「そう言えば新婚旅行で通ったじゃん！」
と思いだしました。
私の記憶力の無さの方が現代アートより理解不能です。
我ながらビックリです。

↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】; ミニ建物探訪 | comments (0) | trackbacks (0)