- 2010.02.10 水曜日
- 富士市のティンバーフレーム工法の家です。
明日11日は、最後の構造見学会です。
フレームの構造がどうなっているかを見ることが出来る最後のチャンス!
雨みたいですけど…(涙)。
お待ちしております。
さて、そんなフレームですが、
上棟の時の写真を見ると、この様に、長〜くて、太〜い材料であることが分かります。
断面が8寸角(24cm×24cm)あり、それが一番長いところは建物から飛び出しているので、10m以上有ります。
これが継ぎ目無しの一本物!
日本では考えられない長さです。
しかもこの木は、カナダでも超高級材として扱われている、オールドグロス(二次林でない手つかずの森から取れた天然の木)のウエスタンレッドシーダー。
樹齢も150年から250年と桁違い。
以前ブログでご紹介しましたが、
この様な、極度に目が詰んだ、ちょっと信じられない木目をしています。
この木目は、材料の断面しか見えませんが、断面通しはくっついてしまうので、室内で見えるところは残念ながら有りません。
お施主さんに、
「どっかでこの木目を残せませんかね?」
と言われていましたが、
唯一木目が見える部分はここ。
桁が建物から飛び出している部分。
桁の端部。
足場シートのせいで緑色に見えますが、木目も見えます。
でも、材料端部は水を吸いやすいので、このままでは材料が傷んでしまう。
いくら腐りにとってもとっても強いレッドシダーでもです。
そこで、
板金巻き完了!
木目は見えなくなりました。
決して意地悪ではございません(笑)。
明日の建国記念日は、このお宅の構造見学会です。
【2/11 ティンバーフレーム構造見学会】のお知らせ
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