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耐久性を上げるちょっとした工夫 〜窓〜

長期優良住宅に限らず、家造りの基本は、
「永く安心して暮らせること」
です。

永く暮らせるには、メンテナンスにお金がかからない、つまり壊れにくい、傷みにくい、という必要があります。

「耐久性が高い」
ということですね。

本日はサッシについてそんな所を見てみましょう。

s-091209 (1).jpg

サッシの下の、緑に見えるのは、昨年より必須アイテムとした、樹脂製の立体成型防水材です。

これを使うことによって躯体への漏水をかなり減らせると思うのですが、本日はその話ではなく、窓の下のある部品(オプションパーツ)のご紹介です。

上の画像で、該当するパーツの色を青くしてみますと、

s-091209 (4).jpg

この部分です。


アップで見ると、

s-091209 (2).jpg

こんな感じ。

また、下から見ると、

s-091209 (3).jpg

こんな感じ。


このパーツ、今まで有りそうで無かったコロンブスの卵的パーツです。

一つ前のアップした写真で見ると、このパーツが無い場合は、サッシを伝った雨水は、そのままサッシの下に流れて行きます。

よく、サッシの下に帯状に水が流れた跡が汚れているのを見かけますね。

あれは、サッシに付いた汚れが、角から集まって流れるために起こります。
サッシは凸凹があるので、当然何もない所よりはホコリが貯まりやすく、それらが雨の時まとまって落ちるためです。

でも、今回ご紹介するパーツがあると、サッシから流れる水は、躯体から上手く縁が切れて流れるのを助けてくれる事が、その形状からお分かりいただけると思います。


ここでちょっと面白い写真をご紹介。

s-091209.jpg

この写真は、マクスが内外装によく使っている、100%天然素材のオーストリア漆喰を輸入している(株)江間忠の営業マンが、実際にオーストリアに行った際に撮影してきたものを貰ったものです。

窓の下の板金を、今回のパーツと同じように、上側に曲げてあるのが分かります。

こうすることで、外壁の漆喰が汚れたり、雨水が浸入するのを防いでいるのですね。

日本人ならこんな納まりはしません。

板金を上に曲げると言うことは、反対側が見えてしまうので、日本人なら下に曲げて水を切ります。

ヨーロッパは床材の木裏・木表もそうですが、
細かいことは気にしない、見た目より機能性重視。
何とも大陸的です。

ちなみに、日本は耐久性より美しさを取ったのかと言えばそうではなく、日本の家は軒が深く、強い雨の時に水が切れればそれで良かったので、この写真とは逆の納まりの方が良かったのだと思います(私見です)。


というわけで、今回よりこのパーツ標準化決定しました。
今回ご紹介するお宅では、お見積もり後に新発売となったため、サービスとなりました(発売前のお宅の方は申し訳ないです)。

私の思いつきでサービスが増えるので、現場監督も大変ですね。
(人ごとのように…)


みんな頑張れ〜っ!


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