- 2009.04.23 木曜日
- 出張から帰ってくると私を迎えてくれるのは、いつも決まって大量の仕事の山…(泣)。
ブログも書くのが夜になってしまいました。
でも、社員に「ブログ書け〜」「ブログ書け〜」と呪文のように言っている私がサボるわけには参りません。
というわけで、早速出張中に上棟作業が行われたお宅へ行って参りましたのでご報告します。
静岡県富士市の、「次世代パッシブソーラーそよ風」搭載の家です。
このお宅は、決して大きな家ではありません。
むしろ小さな家です。
でも、それは地形の制約からくるものです。
北側の母屋の採光や駐車場の位置、そういったことを設計条件に入れるとどうしても小さくなります。
ですが、ただ小さいのではありません。
もちろんそれは、貧しさがある小ささではなく、豊かさが有り、空間の広がりがあり、そして何より楽しさがある小ささです。
コレは私の拙い文章力ではお伝えすることは出来ませんが、現場を見て頂ければ分かると思いますし、なによりこの家の楽しさは、二日間の上棟作業で、お施主様には既にたっぷりと伝わっているのではないかと思います(笑)。
お施主様からも、
「バンバン宣伝に使って下さい!」
と嬉しいお言葉を頂いておりますので、ブログでご紹介すると同時に、これから随時見学会を開催して行こうと思います(但し今回は駐車場の関係で完全予約制になると思います)。
さて、「見ないと分からないんですよ」で片付けてしまっては、あまりに乱暴なので、私の文章力の限界に挑戦しながらその良さをお伝えして行こうと思います。
二階の居室です。
完成すると、かなりせいせいとした空間であるのと同時に、
見通しも良く、
プライバシーも気にならないし、
気持ち良く風が抜けてくれること請け合いです。
写真の取る方向を変えると、監督の宮川が変な位置に映っているのがお分かりかと思います.
(写真中央よりやや右、柱の後)
別に隠れんぼしているわけでも、極端に足が短いわけでもありません。
階が南と北でずれているのです。
いわゆるスキップフロアという構造です。
一階から二階へ…。
でもその中間にまた階が…。
二階に上ったと思ったらまたその上の階がある…。
ん?でも三階ではない…。
その上にもまたロフトが…。
行ったり来たりしている内に、今自分の居る階は何処…?
と言うのは大げさですが、空間が微妙に付かず離れず連続して行く面白さが、この家にはあります。
それもそのはず、全部で六層の構造です。
一階のリビングには、太っい桧の大黒柱が…!
子供はこの大黒柱をスタート地点として、上に行ったり来たり、大騒ぎでしょう。
今から楽しみです。
で、本日の最後のショット!
ただ面白くするためにスキップフロアにするのだとしたら駄目。
スキップフロアは、階がずれるその分、構造をしっかり熟慮しなければいけません。
がっちり、丈夫に、長持ち!
コレは全てにおいて最優先事項であることは言うまでもございません。
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