- 2009.03.04 水曜日
- 昨日は寒かったですね〜っ。
日中の気温がこの冬一番上がらなかったとか…。
家内のブログに対抗して写真を撮ったわけではありませんが、温暖な静岡でも、非常に珍しい雪が舞いました!
そんな中、昨日は、週末に見学会を控える静岡県富士市の「次世代パッシブソーラーそよ風」搭載の家に、篠原総務部長と女性スタッフの村井と共に、床のワックス掛けに行ってきました。
無垢の桧の床板に、米ぬかワックスを掛けて行きます。
ワックスは、自然素材100%で、赤ちゃんが嘗めても安心なワックスです。
当然作業時にも施工後も嫌な臭いなども一切ありません。
一緒に作業をした村井などは、
「きゃぁ〜っ、手がツルツル〜」
と喜んでおりました(汗)。
そうそう、昨日はこの冬一番と言うほどの寒さであり、月曜を除いてはこの十日ほどまともに晴れていないので、ソーラーの出番もなく、家中が冷え込んでいるかと思いきや、この家、結構暖かいんです!
それは昨日書いた蓄熱暖房機と、この家の断熱性・気密性の高さによります。
それを、ある作業で身をもって体感したのですが、その前に、この蓄熱暖房機について。
昨日、温度制御不能という誤解を与えそうな説明不足の文でしたが、温度制御不能なわけではございません。
深夜電力を利用して、電気代が日中の1/3程の深夜電力で、機器の内部のレンガ状の物を熱して蓄熱するのですが、この蓄熱量は調整出来ます。
翌日が寒そうだったら目一杯蓄熱、そうでもなさそうだったら少しだけ蓄熱、そういった調整は可能です。
ですが、夜間の蓄熱で、翌日の日中を賄うので、前日のこの見極めが、やはり必要になります。
もちろん、日中も、電気温水器で言えば「追い炊き」のように、加熱することも出来るのですが、その場合は、当然電気代が高くなります。
また、日中も、自然の放熱に任せるのか、ファンを強制的に回して放熱量を増やすかによって、電気代も、変わってきますので、一日100円弱、と書きましたが、目一杯フル運転すれば、200円くらいかかる場合もあります。
でも、以前ご紹介したのですが、この家では、断熱性がとても高い、
『現場吹きつけの発泡ウレタン』(施工風景はこちら)で屋根・壁をすっぽり断熱していますので、熱の逃げ場が非常に少なく、小さな蓄熱暖房機一台で、60坪近いこの家全てをかなり暖めてしまうんですね。
もちろん、小さな蓄熱暖房機一台にしたのは、パッシブソーラーシステムによる家を暖める力を補助するためのもの、と言う位置付けからです。
さて、先程書かせていただいた通り、ある作業でこの蓄熱暖房機の威力を実感したのですが、それはこれ。
篠原総務部長作、そよ風一号とそよ風二号。
作ってもらったのは台車で、これに腹這いに乗り、床下へGO!
何をしに潜ったかと言いますと、床下を掃除機でキレ〜イにするためです。
大工に床を張る直前に一度掃除機を掛けさせたのですが、ソーラーシステムは、屋根の空気を床下に送って、それが室内に吹き出す構造。
やはり、少しでもキレイにしておきたいですからね。
メンテナンス性を考え、床下をいつもより10cm高くしたので、閉所恐怖症の私でも、そよ風一号でスイスイ移動が出来ました。
白蟻屋さんも真っ青です。
奥の方で私が掃除機もって配管をまたごうとしているのがお分かりいただけるでしょうか…?
高所恐怖症の篠原総務部長も、狭い所は全然平気と豪語していましたが、床下に挟まりそうな体型のため、閉所恐怖症の私と高い所も狭い所も平気な城内監督とで掃除完了です。
で、前置きがまた長くなってしまいましたが、床下に蓄熱暖房機が暖めた室内の暖かい空気を送って循環させていたため、全然寒くない!
当然ですが、床にしゃがみ込んで作業をしていたワックス掛けの最中も、全く寒くない(むしろ作業で暑いくらい)。
うん、これは快適な住環境です!
お施主さんもきっと住み始めたら感動してくれるはずです!
そんなわけで、この暖かさを、ぜひ完成見学会で実感して頂ければと思います。
見学会の詳細はこちらです。
宜しくお願いいたします。
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