- 2009.02.05 木曜日
- 静岡県富士市の「次世代パッシブソーラーそよ風」システム搭載の家の施工風景です。
といっても、現在漆喰塗り作業中のお宅ではなく別のお宅です。
今までご紹介してきたお宅は、60坪近い、将来の二世帯も見越した大家族用であるのに対し、こちらは単世帯の小さな家です。
小さな家と言っても、狭い家ではなく、スキップフロアやロフトを利用した、小さな家だけど大きく伸び伸び暮らせるような、
『小さく建てて大きく暮らす家』
です。
さて、本日工事に入ったのですが、残念ながら地盤調査の結果、深さ1.5mまで柔らかい地層で、このままでは家が建てられません。
そこで、今回は【表層改良】という地盤改良工事を採用しました。
後の白いシートはご近所にご迷惑がかからないように養生シートです。
手前右に見える白い大きな袋は、セメントです。
よくホームセンター等で見かけるセメント袋は25kgとか20kg入りの袋ですが、この袋は、一袋で1000kg、つまり1tあります。
やや白く見えるのがセメントです。
この現場では、この特大セメント袋を10袋入れます。
そしてこの様に、バックホーでコネコネします。
コネコネしつつ、バックホーで行ったり来たりしてフミフミします。
そして最後に振動ローラーでギュウギュウします。
擬音ばかりですが、何となくご想像出来るかと思います。
こうすることで、200kN近くの地耐力が期待出来るようになります。
イメージとしては、スコップで穴を掘ろうとすると悲しくなるくらいの堅さです。
これで、もし万が一家が傾いた場合は、免責無しの最大5000万円までの保険に加入出来るので安心出来るわけですね。
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