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アクトヒブ

家内のブログに書いてありますが、先日、娘の病院の集会に行って来ました。

「いちごの会」と言いまして、長岡の順天堂病院のNICUで生まれた子供の内、1500g以下(だったと思います)で生まれた子供達とその親の会です。

うちの娘は530gという超低体重で生まれましたが、そういう子は退院後も成長が非常に遅く、悩む親御さんも多く、お互いに情報交換をしましょう、と言う趣旨の会です。

入院中お世話になった先生や看護士の方も参加して下さり、もうすぐ誕生日だというのにまだ5キロそこそこしかないミニサイズの娘を、
「わぁ〜おっきくなったねぇ〜」
と、ここだけは大きい大きいとみんなで言ってくれます。


さて、その会で、先生より表題の「アクトヒブ」という物についてお話しがあったので、ちょっと書いてみようと思います。

アクトヒブとは、Hibワクチン(インフルエンザ菌b型ワクチン)のことを言います。

ここでご注意頂きたいのは、
インフルエンザ菌=インフルエンザウイルス
ではありません。

インフルエンザを起こすウイルスの原因と考えられていた事からこの名が付いたのだそうですが、インフルエンザとは無関係の病原菌です。

この、Hib菌(ヘモフィルス・インフルエンザb型菌)は、特に小児の細菌性髄膜炎を引き起こす、非常に恐ろしい菌だそうです。

髄膜炎とは、脳や脊髄を包む膜にウイルスや細菌が進入し、炎症を起こす病気で、風邪と間違って放置すると、重篤な障害が残ったり、死に至ったりする、非常に危険な病気で、小児科医にとっては最も恐ろしい病気の一つだそうです。


問題なのは、ここからです。

アメリカはもちろん、アジア・アフリカを含む世界各国で導入され、WHOの推奨により120ヶ国以上で公費負担による接種が行われているそうですが、日本では、ようやく今月発売に辿り着いたばかりで、当然まだ公費による補助は受けられません。

接種を受ける事が出来る病院自体もまだまだ少ないようで、静岡でも現在探しているけど、まだはっきりしない、と先生も仰っていました。
同時に、接種を希望する声を上げて、病院を動かして欲しいとも仰っていました。


今でこそ、産科医不足や、NICU不足がニュースを賑わしていますが、問題がこれほど深刻化するはるか以前から、この様な問題が起こる事はすでに分かっていたはずなのであって、
保育園不足や介護施設の不足、受験制度・年金制度・雇用制度等々、
どんな問題も、当事者になって始めて真剣に考える、
当事者でないと無関心だし、
当事者でなくなると、喉もと過ぎれば、となってしまうのは、
有る意味仕方がない事なのかも知れませんが、
「声を上げる」
と言う事が大事なんです、と言う先生のお話を受け、書かせて頂きました。

是非、下記のリンクも見て頂ければと思います。

【参考リンク】
日経メディカルオンライン 話題のキーワード アクトヒブ
msn産経ニュース ワクチン格差 WHO推奨も…日本では定期接種なし
細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会


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