- 2008.01.15 火曜日
- 新年早々、現場は動いているのですが、私は病院へ行ったり、子守やらで、三連休をとらせて頂きました。
だからまだ正月が完全に終わっていない感じです。(反省)
年が明けて、始めて顔を合わす方に声をかけて頂くのは、
「娘さんどう?」
と言う言葉です。
社員・大工・協力業者の方々、お客様やブログを見たという初対面の方まで…。
皆様、有り難うございます。
お陰様で娘は順調です!
530gの超低体重出生児として生まれた娘は、勿論今もNICU(新生児用の集中治療室)に入院したままですが、時折目を開けると、
黒目がちのお目目はパッチリ、
眉毛は長く、
鼻はツンと通って高く、
う〜んこれはかなり美人ですよ(笑)。
明日で丁度3週間になります。
出生後、体の水分が抜け、一時は400g台まで体重が落ちましたが、今は出生体重も超え(まだまだ600gには届きませんが)、保育器の中でピコピコ動いています。
前にも書いたかも知れませんが、こんな事でもなければ、
「生きていることの大切さ」
「感謝すると言うこと」
気が付かずに日々を送っているのかも知れませんね。
インターネットで難病の子どもへの寄付を呼びかけたりすると、
「死ぬ死ぬ詐欺だ!」
と煽り立てる人々が居るそうです。
そう言った人たちの意見も、インターネットではまた一つの意見、とした上で、敢えて批判を恐れずにちょっと書かせて頂きます。
集中治療室に入っている我が子は、生後10日間の医療費が100万円を超えていました。
今後数ヶ月に及ぶ入院生活を考えると、途方もない額になります。
ですが、その全額が社会保険や自治体の未熟児医療補助によって賄われます。
私たち親の実際にかかる費用は、一日1500円のリネン代だけです。
当然ながら、私は今までこんなに高額の保険料を納めているわけではないので、多くの皆さんに払って頂いた保険料や税金で助けられていることになります。
これは、素直に、本当に有り難いことだと感謝せずには居られません。
「産む機械発言」や「消えた年金問題」では、人並みに、
「けしからん!」
なぁ〜んてTVや新聞に言っていた自分ですが、いざ当事者になると、こうした医療・社会保障制度の有り難さが身に染みます。
月並みですが、政治や選挙に関心を示し、より良い社会を作る努力をして行く義務が、大人達にはあるんだなぁ、と感じています。
仕事と関係のない話を大業に書いて申し訳ありませんが、感謝の気持ちを正直に書かせて頂きました。
皆様有り難うございます。
↑ 頑張ろう・低体重出生児のお父さんお母さん! 仲間のブログを読んで元気になろう! - 低体重出生児・未熟児医療 | comments (1) | trackbacks (0)
Comments
少し安心しました
奥様のお加減はいかがでしょうか。
産後の身体は抵抗力も落ちているので
是非風邪を引かないように
うがい手洗いを家族で励行なさってください。
家に戻ってくるまでにまだ時間がかかりそうですが
きっとだんな様のご苦労も
みんな分かってくれると思いますよ。
身体に気をつけて、また
車の運転も気をつけて行き来してくださいね。
陰ながら応援しています。