- 2008.01.07 月曜日
- さて、本年仕事始めの一発目のブログは、仕事が始まっている「板倉造りの家」から、とも思いましたが、ちょっと嗜好を替えてお正月中の風景と板倉造りをご紹介致します。
家内の実家は伊豆の西海岸、西浦の木負と言うところにございます。
木負で「きしょう」と読みます。
聞き慣れない名前ですが、沈没してしまったスカンジナビア号が35年に渡りレストランとして営業していたところと言えばご存じの方も多いと思います。
家内の実家の両親は信心深く、神様仏様を大切にしています。
実家の裏山には、お稲荷さんが祭られているのですが、お稲荷さんの社を入れているお堂が、昨年の台風で大破してしまい、修理を頼まれておりました。
そこで、そこは商売ですから、大工とちょこちょこっとお堂を造ったのですが、折角なので、板倉造りにしてみました。
小さいからよく分かりますよね。
こんな風に↓、柱に溝を突いて板を落として行きます。
設置完了!
(お社本体は今回は新しくしていません。痛んでいるので次回新築予定。)
お稲荷さんは、狐で有名ですが、キツネ自体がお稲荷さんではなく、キツネは稲荷神のお使いです。
本来お稲荷さんは農業の神、現在は商売繁盛の神様です。
でも、要は信じる気持ちが大切。
息子達も妹の無事をお祈りしたのでした。
- 板倉造りの住宅 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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