- 2007.12.13 木曜日
- 昨日はブログを休んでしまい、毎日チェックされている一部の奇特な方々(笑)、誠にすみませんでした。
昨日は久しぶりに晴れたので、お客様宅を、一年の感謝のご挨拶に回ったんですね。
そしたら皆さん暖かく迎えて頂いて、ついつい長話…。
家一軒建てると、その課程でやっぱり関係が深くなりますので、お互いの家族の近況とか、話に花が咲いちゃうんですよね〜っ。
でも、みなさん、お話しは家内の事ばかり…。
心配をおかけしてすみません。
本人も頑張っておりますし、我ら男三人も何とかやっておりますのでご安心を。
それにしても、お客様の家を建てる時、あーでもないこーでもない考えたのは私なのに、どうも家内の方が人望に厚いというか…、ちょっとひがんでみたりもしました。
で、会社に戻って、さぁブログ書かなきゃ、と思ったら、今度は長男が気持ちが悪いと言ってもどした、との報を受け、昨日は早々に帰宅して、ブログをお休みしました。
長男は、もどした後はケロッとして、いつものように大暴れ…。
人騒がせな奴だ!
さて、言い訳はこの辺にして、静岡県富士市で建設中の板倉造り工法の家です。
このところの雨で、内部の木を濡らしちゃいけないと、建設中の家はレインコートを着ています。
内部では、大工が頑張っています。
写真を見ると、左のには合板が、右のには白いボードが、それぞれ床に写っています。
「本物の木の家・無垢の木の家」って、合板とか使ってんじゃん!
と突っ込まれそうですが、まず、合板については、床下地です。
今回のお宅では、仕上げに無垢の桜の木(厚さ15ミリ)のフローリングを使用します。
合板を使いたくない場合は、30ミリの杉板を使います。
どちらを使うかは、お客様次第です。
新建材を使わずに、と言う場合は、杉板を使います。その時には合板は無しです。
15ミリの無垢材の場合は、合板下地を入れないと、床鳴りや、隙間風が出来てしまうために使用します。
それから、右の写真の白い床下地は、ベランダのFRP防水の下地です。
これは、法的な問題(防火基準)と、室外であるので、この様な新建材(珪酸カルシウムボード)も使用します。
家は、お菓子の家ではないので、無添加とか、無農薬とか、それはやっぱり誇大広告だと思いますね。
「板倉造り」の家は、内部に関しては、新建材を使わずに建設可能ですが、お客様のご希望で、脱衣室やトイレはビニールシートの床の方が良い、と言うのであれば、当然の事ですが、それを否定したりは致しません。
大工も、一生懸命やっていますが、時々釘を曲げたりもします。
↑
その瞬間を取られて苦笑いしています。
要は、情報をオープンにして、ありのままを正直にお伝えし、どの様に判断するかをお客様と一緒に考える、それが今一番建設業界に求められている事だと思います。
と言うわけで、明後日の構造見学会は、全てオープンです(仕事もしています)ので、よく見て何でもご質問下さい。
お待ちしております。
お越しになる際は、丘小前の道を西へ進み、
こんな風景が見えたら、左が駐車場、右が現場です。
当日は、「見学会」の旗を立てておきますので、それを目印にお越し下さいませ。
お待ちしております。 - 板倉造りの住宅 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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