- 2007.12.06 木曜日
- 本日は、静岡県富士市で建設中の、板倉造りの家の上棟作業二日目でした。
今朝は冷え込みましたね。
梁の上には、霜が降りていましたので、まずはほうきで霜を落とす作業から始まりでした。
富士山も寒そうでした。
本日の作業は、主に小屋組と言って、屋根の部分を作る作業でした。
板倉造りの家は、基本的には壁も床も天井も屋根もみんな無垢の板です。
もちろんそれではちょっと鬱陶しい、と言う場合には、天井をボード+漆喰にしたりします(ま、これは追々…)。
このお宅の場合、勾配天井にして、屋根下地をそのまま化粧で見せるため、垂木と言う屋根下地材も、柱と同じ四寸角で取り付けます。
ここまで大きな部材になると、「垂木」と言うよりも「登り梁」ですね。
そこに、厚さ15ミリの化粧の杉板を打って行きます。
通常は、これでお終い、後は屋根材、となるのかも知れませんが、ここからが真骨頂です。
夏涼しく・冬暖かい「快適な住まい」を実現するために、一工夫も二工夫もします。
まずは、この様に水平に下地材を打ち、その間に断熱材を入れて行きます。
この断熱材は、冬の蓄熱材の役割をします。
そして…
すみません。
本日はここまで。
複雑な屋根工事は、ものすごく時間と手間がかかるんです。
快適な住環境は、一朝一夕には出来ないんですね〜っ。
屋根の続きは明日以降のブログでお楽しみ下さい。
城内監督も「監督ブログ」で随時報告してくれると思います。
というわけで、本日はここまで行きました。
木の家って感じが良いですよね〜。
そして、本日ご説明した屋根を下から見ると、こんな感じ。
では、あまりに疲れたので本日はこの辺で…。
お施主様、二日間、お弁当の差し入れ、誠にありがとうございました。
職人・社員一同を代表して、ブログでも御礼申し上げます。 - 板倉造りの住宅 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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