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モノコック構造のスケルトン&インフィル

富士宮市で建設中の、【自然室温で暮らせる家 びおハウス】、本日も、上棟時にお伝えしきれなかった部分をご紹介させていただきます。

本日は構造。

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写真は、建物内部の2本の大黒柱を建てているところです。
この大黒柱は、桧の6寸角(18cm×18cm)で、二本とも通し柱です。

基礎の時にもご紹介しましたが、この建物は、構造的な壁を外周部にしか設けておりません。

つまり、内部の壁は全て撤去可能、分かりやすく言えば、鉄筋コンクリートのデパートの店舗(店子)間の間仕切り。
あれは店舗の模様替えによって、自由にレイアウト(パーテーションの移動)をし直せますね。
全く同じ考え方です。

カニやカブトムシ。
彼らに骨はありません。
でも、頑丈です。
それは、外周が面として構成されるモノコック構造だからです。

びおハウスMも、外周部にのみ構造的な壁を配置するモノコック構造にすることで、将来の家族構成の変化に、フレキシブルに対応できるようにしています。

建物の【構造や外殻(スケルトン)】と【内装(インフィル)】を明確に分離する、スケルトン&インフィルという考え方です。


さて、

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この二本の大黒柱を中心に、強固な杉の梁が組まれて行きますが…、

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柱の桧色とも、梁の杉色とも、明らかに違う、この緑色の梁…?

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接合部までミドリ!

これは、薬剤注入処理された桧の梁です(緑は薬の色)。
桧は、腐りや白蟻に強いとはいえ、やはり外部に使えば長い年月でやられやすい。

実はこの梁は、外部に現しになる梁なのです。

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図で見ると、指指さしている部分。

後から防腐剤入り塗料を塗りますが、その前にこの「加工後薬剤注入」をしておくことで、耐久性は全く違ってくるはずです。

これはマクスのウッドデッキの工事の際に毎回ご説明している一工夫です。
【ご参考】掘っ立て鳥居で見る桧の耐久性
【ご参考】ウッドデッキを長持ちさせる工夫


さて、話を現場に戻しましょう。

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問題の緑の梁(中央最左)が納まったのは二階の床。

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この床には、28ミリの厚さの構造用合板(表面は桧)が打ち付けられて行きます。
壁同様、床面を水平構面としてガッチリ作る、モノコック構造です。

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そして作業は進み、こちらは桁レベル。
つまり、二階の天井面です。

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ここにも、12ミリの構造用合板が張られ、ガッチリ水平構面が出来ます。
まさに、「三階の床」ですが、この建物は二階建て。
この床面も将来人が乗ることはありません。

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こいつが乗ります。
これは…?

答えは構造見学会で(笑)。


【自然室温で暮らせる家 びおハウスM】構造見学会 9/1(土)

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自然室温で暮らせる家 びおハウス > 【富士宮市】 びおハウスM | comments (0) | trackbacks (0)

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