- 2012.07.19 木曜日
- 富士宮市でいよいよ「びおハウスM」の工事が始まりました。
震災後の家造り、建築で出来ることがもっとあるはず、その強い一念から生まれた、
『自然室温で暮らせる家』 びおハウス。
この新しい取り組みはマクスだけでなく、全国の工務店の勉強会、町の工務店ネットのみんなで進める一大プロジェクトですが、マクスの中でも、というか私自身、脳味噌がとろけるくらい色々考えまして、独自の新しい取り組みも多々ございます。
本日と明日、まずは基礎工事でのそんな新しい取り組みをご紹介させていただきます。
現場では、鉄筋工事中です。
基礎工事は、文字通り家を支える大事な基礎。
見えなくなってしまう部分でもありますが、基礎は頑丈に頑丈に作らなければなりません。
まずは、当然、地盤調査。
残念ながら造成地で岩盤の上に柔らかい層があったために地盤改良。
このへんは、既に現場監督ブログで紹介されておりますので、そちらをご覧下さい。
【マクスの現場監督ブログ:城内監督:新築工事 スタート】
ここまでは、当たり前体操なので、本日は冒頭の通り、新しい部分をご紹介させていただきます。
写真で指さしている白い部分、これは断熱材です。
いわゆる基礎断熱。
基礎断熱自体は最近では当たり前体操(くどい)ですが、断熱材の素材が違います。
これは、ミラポリカフォーム、と言いまして、ポリカーボネートを発泡させた断熱材。
基礎断熱の場合、断熱材の中をシロアリが食い破ってくるのが(黙視できない分)恐ろしいのですが、この断熱材はその対策として薬剤を混ぜ込むのではなく、「物理的にシロアリが食い破れない」という、ノンケミカルでの防蟻認定を取得しています。
触ると、なるほど発泡なのに硬い。
ポリカーボネートが原料だから、耐候性・耐久性・耐衝撃性も高い。
肝心の断熱性が他の従来品より落ちますが、その分は基礎の内側の断熱材でカバーすれば良いと判断しました。
世の中どんどん新しく良い物が開発されますね。
その意味では、今までのお客様から、
「そっちの方が良いじゃん!」
と言われてしまいますが、その時点で、私が一番良いと思う物をご提案しています、としか申し上げようがございません。
その分、責任重大、常にお勉強ですね。
さて他の写真もご紹介。
鉄筋を組んでいる下、グレーのビニールシートは、防蟻防湿シート「アリダン」。
これはもう定番です。
基礎からはシロアリは絶対に進入させないように、細心の注意を払います。
それはさておき、この基礎工事の写真、どこか変!?
それは今回の基礎工事の大きな工夫点なのですが、明日に続きます。
【夏休み企画 2連発!!】 ※光る泥団子教室は満員御礼締め切り
- 自然室温で暮らせる家 びおハウス > 【富士宮市】 びおハウスM | comments (0) | trackbacks (0)
Comments