- 2012.02.17 金曜日
- 昨日の続きです。
「地震はいつ来る?」
それが分かれば誰も苦労しないのですが、近いうちに必ず来ることは様々な発表の通りです。
ただ、特にお年寄りだけの世帯などで多く耳にする、
「耐震工事なんかにお金かけられないよ」
と言う声。
命は大事、でも、日々の生活も大事。
無理強いは出来ません。
そこで、自分でやれば、工事代は数百円という耐震工事をご紹介します。
写真の矢印がたくさん付いている部材は、簓板(ささらいた)又は側板と呼ばれる、階段を支える部材です。
階段を受けるので、厚みは3cmほどあります。
黄色の矢印の部分は、
柱と間柱に向かって、太くて長いビスで留め付けています。
太い釘でも良いでしょう。
階段は、だいたい家の中心近くにあることが多く、ささら板で階段を受けていることがほとんど。
これをビスや釘でがっちり留めれば、家の真ん中に頑丈な筋交いを入れるような効果が期待出来ます。
昨日も書かせていただきましたが、耐震工事は、しっかりと強度計算をして、必要な部分をバランス良く補強するのが正しいやり方です。
でも、「それではお金が用意出来ないから何もしない」ではなく、出来ることなら何かしておこう、というのが良いのではと思います。
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