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耐力壁

正しい工法ではないのでエントリー迷いましたが、それなりに考えての工事なのでアップさせていただくネタです。

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昨日ご紹介した吹き抜け部の横、白く映っている壁は、グラスロック耐力壁という石膏ボードをガラス繊維で強化した耐力壁面材です。

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会社のリフォーム工事ももうすぐ完了。
社員大工の丸山が階段室工事に取りかかりました。

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さて、冒頭の写真同様、この階段室の一部にも、

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グラスロック耐力壁。
ですが、一番最初に書かせていただいたとおり、これは「間違った工法」です。

本来耐力壁は、耐力壁面材の四周が、構造体に所定の釘・ビスで緊結されて初めて規定の効果を発揮します。
リフォームでは、以前ご紹介させていただきましたが、こんな具合に解体・取付が基本。
特に横架材に届いているか否かが最重要。

なのに、何故?
はぃ、今回の取付部は、耐震ソフトで計算してみると弱くない部分なのですが、先の静岡県東部地震(会社周辺は推定震度6)において、表面のクロスに、どこよりもヒビが入りました。
建物がより四角いの場合、ソフトの計算に乗りやすいのですが、建物が大きく、凸凹が多く、増改築も繰り返した経緯を考えると、ここは、なにがしかの補強をしたい、でも計算上ここを強くしすぎるとバランス崩れるし…。

とまぁ、色々悩んだ末、強くなりすぎないように適度に補強してみた、と言うのが正直な所です。


解体を伴う耐震改修が進まない一番の理由は、ずばりコスト。
精密診断→耐震工事、が本来の流れで、これを徹底しないと、悪質耐震工事の温床になるのですが、お金がかかるし面倒くさい(特に書類や申請)が面倒くさいから、何にもしない、これもいけないはず。

正規の方法ではなくても、お金を掛けずに、簡易的でもいいから、「やらないよりは」という方法はあるはず。
そんな「プチ工事」は、他にもまたご紹介します。


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