- 2012.01.26 木曜日
放射冷却で冷え込む今朝。
朝から会社隣接の加工場で社員大工の丸山が寝ています?
いや、差し金片手に図面とにらめっこして考え中です。
相手はこんな形の鉄の部品。
これは、私が図面を書いて鍛冶屋に作ってもらったものです。
昨日は、私のにわか大工ぶりをご紹介致しましたが、何でも自分でやってみると、どういう所が難しいのかが分かります。
そして、職人・作業者の理屈から難しいものでも、作業の面では素人である設計者が実際に手を出してみると、
「こういう風にやれば簡単に出来るじゃん」
という場合も結構あるのです。
すると、自分のアイデアが
【机上の空論・絵に描いた餅・施工不能か無理な施工で後でトラブルの原因に…】
なのか、
【施工図を書いて指示することで、十分求める精度の物が出来上がる】
のかが分かるようになります。
今回の金属製のレール状のこの物体も、最初鍛冶屋さんに相談した際、
「社長、これは無理ですよ〜」
といわれましたが、施工を図書いて加工法を丁寧に説明すると、
「難しいけど、それなら出来そうですね」
に変わり、見事図面通りの製品が出来上がり、さらに、
「社長の言う様にやったら結構簡単で、見積より安く出来ました!」
になったのでした。
設計とはそういうものでしょう。
さて、次は大工の出番。
出来上がった物を見れば、一般の方にはそんな苦労は分かりませんが、私の要求がかなり難しい仕事になるのは、図面を書いた私が一番分かっています。
が、そのための社員大工。
私の意図を汲み、要求通りに完成させてくるのです!
(そのはず…笑)
頑張れ丸山大工!
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Comments
毎度応援コメント有り難うございます!
仕事にムラがあってはいけませんが、硬直して変化しないのも、進歩しないと思うし…。
というわけで、
「また社長が何かやり出したよ〜」
って社員が迷惑がるくらいが丁度良いかと(笑)。
これからが楽しみになりますね!鈴木さん。