- 2012.01.25 水曜日
- 以前、物置の基礎工事風景をチラッとご紹介致しましたが、先日一人で上棟してきましたので、今回もチラッとご紹介致します。
大蔵大臣に怒られないように、材料は一番安いホワイトウッド。
設計・墨付け・刻み加工・組立…
全てひとりぼっちにて(涙)骨組みまで終了。
屋根を構成する垂木(たるき)という材料と、その垂木が乗る桁(けた)が、直角に交わらない、つまり角度が振れています。
(○部分が90度ではない)
それだけで途端に加工が複雑になります。
見る人が見ると、「おっ、なかなか難しい仕事してるじゃん」と思っていただけるかと。
この物置は小さいですが、これが大きくなったのが家。
設計者は、ある程度は施工のことも知ってませんとね。
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Comments
今回は自宅であり、かつ、構造体と関係ないただの物置と言うこともあってSPF(スプルス・パイン・ファーなどの総称)を使いました。
でも少なくとも土台や垂木くらいは桧にしたかったです。
これらを全て桧にしたところで、コスト的にそんなにビックリするほど変わるような物ではありません。
私の場合、ダメになっても自分でただで直せるのでいいのですが、お客様の場合はちょっとした補習でも大工手間がかかるので、やはり桧をお勧めします。
まぁ、そんな少しの差額でさえ私がケチった、とお考え下さい。
もちろん、SPFだからといって、直接水が掛かったり、常に湿気ている、でない限りはそう簡単に腐る物ではありません。
極論はウソが多いです。
住宅においては、交換のきかない構造部分は、やはり良質な国産材、デッキなどの外部は、薬剤を許せば、桧や檜葉の加工後薬剤注入で組立、外部に置いても薬剤や嫌、と言う場合はレッドシダーやウリン等の腐りにくい外材ではないでしょうか。
スプルースの耐久性が若干気になります。
そこまで国産材にこだわっていないんですが(笑)。
躯体にはいい木材、外溝系は外国産材の利用がコツでしょうか?
自分も財務大臣ができた時はこんな努力をしてガレージ作りたいす♪