- 2011.10.18 火曜日
- 完成見学会も無事終了し、残すはピザ釜の製作風景をアップするのみ。
少々時間を遡り、見学会直前のピザ釜作成風景です。
作業日では通算4日目になります。
前回、耐火コンクリートのアサヒキャスターで、耐熱版を作ったところまでお伝えしました。
本日はその上の部分です。
写真は、ピザ釜の横に併設したBBQコーナー。
四ヶ所の飛び出したレンガに市販の網を乗せてジュージューやる設計です。
本日耐火レンガを積んで行くのは、やはり耐火モルタル。
ただ、前回のと袋が違い、色が灰色でした。
耐火モルタル=茶色じゃないんですね。
こんなの使う機会滅多に無いので知りませんでした。
3日目に施工した耐火モルタルは、水分が蒸発したので大分割れが入っています。
普通のモルタルと随分勝手が違います。
高温になるまでに固まりませんが、水分は蒸発するので、さっさと火を通さないと蒸発で割れるというやっかいな奴ですね。
夏場の施工はかなりデンジャラスだと思います。
ただ、割れた部分に新たに弛めに練った耐火モルタルを入れるとすぐになじみました。
補修は簡単です。
以前にご紹介しましたが、あらかじめ作っておいた木のアーチをセットして、これをベースに煉瓦を積んで行きます。
ちなみに、後ろに見える耐熱版に空いた穴は…
こんな感じ。
前回ご紹介した部分ですが、上の写真で左が燃焼室の前方。
穴からのぞくと耐火レンガの柱が見えますが、この柱をぐるっと回って火(熱気)がピザ焼き室に回ってくる設計です。
こうすることで、アサヒキャスターの耐熱版の強度を確保し、灰も直接上に登って来にくくなるはずです。
木で作った下地のアーチの上に、耐火モルタルが下に落ちないように紙を敷き、耐火レンガを積んで行きます。
篠原総務部長も頑張っております(笑)。
完成〜っ。
煙突も完成。
さ、完成見学会は目前。
早速火を入れて、耐火モルタルを硬化させましょう!
アーチの下地に開けた四角い穴から、新聞紙と木材を入れて火を付けます。
以前、「作戦−4」で穴を忘れてあわてて開け直したのは、このための穴だったのでした。
で、いよいよ着火。
名誉の着火係は、アーチの下地を作った社員大工の丸山です。
本格的に燃えてくると、辺りはもう暗く…。
ま、これくらい燃せば十分だろ…。
…
見学会までに、ある程度の所まで行きたい…。
そんな心が着火を急いだのですが、これがとんでもない判断ミスだったのでした〜っ!
続く(火事じゃないのでご心配なく)。
↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】
- ピザ釜を作ろう! | comments (0) | trackbacks (0)
Comments