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緑のカーテンの威力

子供達は夏休みでエンジン全開っ!
でも、大人は負けじとお仕事しましょう!

さて、今週も、お暑うございます。
でも、週末は涼しかったですねぇ。

そんな涼しい金曜日のブログは、緑のカーテンでしたが、実はその日、温度測定もしてみました。

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時刻は午前中(たしか10時頃)。
ゴーヤー&朝顔さん達が涼しげな日陰を作っています。

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篠原総務部長が、放射温度計でベランダの床(FRPのグレー色)の、まずは日陰部分の表面温度を測定。

s-110725 (3).jpg

32度。
ほぼ気温くらいでしょうか。

続いて、

s-110725 (4).jpg

影の間部分、お日様が当たっている箇所を測定。

s-110725 (5).jpg

げっ!
まだ日が高くなり始めたばかりなのに、もう55度!触ると熱いっ!

当たり前と言えば当たり前ですが、緑のカーテンの日陰効果恐るべしです。

夏の暑さを凌ぐためには、とにかく日射を“入れない”、“遮る”が鉄則です。
緑のカーテンやスダレは、エアコンなど無い時代から、蒸し暑い夏を乗り切る昔からの知恵なのですね。

もちろん、長い庇や霧除けも同じ。
デザイン重視で軽んじられがちな昨今ですが、日本には日本の建築の作法があるわけです。

どんなに高性能なサッシとガラスを用いても、ホームセンターで200円で売っているスダレを窓の外に付ける方が、室内温度を上げないためには遙かに有効です。

暮らし方、これも大事なわけですね。

ちなみに、日陰が何故涼しいか?
直射日光が当たらないのは勿論ですが、周りの環境も大きいのです。

人が感じる温度=体感温度は、

【その人の廻りの空気の温度:室温】と【その人の廻りの壁の表面温度】
との平均の温度

となります。

つまり、エアコンの設定温度を20度位にまで下げてガンガンまわして、室温を24度にしても、建物の床や内壁や窓の表面温度(つまり室内空間の6面の面積で均した平均温度)が36度になっていると、

(24+36)÷2=30度

室温24度でも体感温度は30度で、暑い〜となります。

反対に、エアコン無しでも、室温30度、表面温度27度(窓が日陰になっていて建物にも庇や木の陰などがあれば、十分可能な温度)なら、体感温度は

(30+27)÷2=28.5度

窓開けて風鈴がチリーンとかなれば、十分涼しいでしょう。


【住んでるお宅を見に行こう!】
s-110701 (3).jpg
開催日:平成23年7月30日(土)
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