- 2011.07.25 月曜日
- 子供達は夏休みでエンジン全開っ!
でも、大人は負けじとお仕事しましょう!
さて、今週も、お暑うございます。
でも、週末は涼しかったですねぇ。
そんな涼しい金曜日のブログは、緑のカーテンでしたが、実はその日、温度測定もしてみました。
時刻は午前中(たしか10時頃)。
ゴーヤー&朝顔さん達が涼しげな日陰を作っています。
篠原総務部長が、放射温度計でベランダの床(FRPのグレー色)の、まずは日陰部分の表面温度を測定。
32度。
ほぼ気温くらいでしょうか。
続いて、
影の間部分、お日様が当たっている箇所を測定。
げっ!
まだ日が高くなり始めたばかりなのに、もう55度!触ると熱いっ!
当たり前と言えば当たり前ですが、緑のカーテンの日陰効果恐るべしです。
夏の暑さを凌ぐためには、とにかく日射を“入れない”、“遮る”が鉄則です。
緑のカーテンやスダレは、エアコンなど無い時代から、蒸し暑い夏を乗り切る昔からの知恵なのですね。
もちろん、長い庇や霧除けも同じ。
デザイン重視で軽んじられがちな昨今ですが、日本には日本の建築の作法があるわけです。
どんなに高性能なサッシとガラスを用いても、ホームセンターで200円で売っているスダレを窓の外に付ける方が、室内温度を上げないためには遙かに有効です。
暮らし方、これも大事なわけですね。
ちなみに、日陰が何故涼しいか?
直射日光が当たらないのは勿論ですが、周りの環境も大きいのです。
人が感じる温度=体感温度は、
【その人の廻りの空気の温度:室温】と【その人の廻りの壁の表面温度】
との平均の温度
となります。
つまり、エアコンの設定温度を20度位にまで下げてガンガンまわして、室温を24度にしても、建物の床や内壁や窓の表面温度(つまり室内空間の6面の面積で均した平均温度)が36度になっていると、
(24+36)÷2=30度
室温24度でも体感温度は30度で、暑い〜となります。
反対に、エアコン無しでも、室温30度、表面温度27度(窓が日陰になっていて建物にも庇や木の陰などがあれば、十分可能な温度)なら、体感温度は
(30+27)÷2=28.5度
窓開けて風鈴がチリーンとかなれば、十分涼しいでしょう。
【住んでるお宅を見に行こう!】
開催日:平成23年7月30日(土) - リフォームのお話 > ゴーヤのカーテン | comments (0) | trackbacks (0)
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