- 2011.07.15 金曜日
- 「まだやってんの?」
はぃ、まだやってるんです、薪ストーブの煙突掃除。
この暑さの中…(泣)。
さて、本日一本目の煙突はこちら。
う〜ん、整然と積み上げられた薪達をバックに端正に佇む姿は美しい…(笑)。
次の煙突はこちら。
年を経て黒色塗装が焼けて地のステンレスが出ているあたりが、歴戦の強者といった感じで哀愁さえ漂っています。
と、暑さでやられた様なくだらないお話しはそれくらいにして、
掃除後、耐熱塗料でお化粧直しも完了。
この二軒のお宅、実はかなり近いのですが、煙突の汚れ具合、つまり煙突内部のススの量と質は雲泥の差。
後者はサラサラのススが少々なのに対し、前者は堅く大きめの結晶化したタールのススが大量。
この差は、
近いので気候のせいではなく、
使用頻度の違いでもなく(二軒ともかなりガンガン燃されています)、
使用している薪の樹種の違いも、実はほとんど関係なく、
「乾いた薪を使っているか否か」
の違いが一番大きな差となります。
湿った薪を燃すと、二次燃焼が不完全で、煙も多く出ますし、タール分が蓄積します。
タールが蓄積し続けると、煙突内部の煙の流れが、コレステロールで血管が詰まる様に妨げられ、上手に燃焼できなくなるだけでなく、最悪の場合はそのタール分に火が付いて、煙道火災という現象が起きますので、要注意です。
まぁ、そんなに難しいことではなく、アリとキリギリスよろしくシーズン終了後には、さっさと次シーズンに使う薪を作ってほっぽっとけば、何の問題も有りません。
さてオマケに、煙突を塗ってお化粧直しに続き、玄関ドアのお化粧直しネタ。
チーク材が貼られた「断熱気密防音防火ドア」。
表面をサンダー掛けし、専用のオイルを塗り込むと、渋〜い光沢が出て生まれ変わります。
(携帯の写真がイマイチでその質感が表現できないのが残念)
自然素材の良さは、経年変化:経年美。
【住んでるお宅を見に行こう!】
開催日:平成23年7月30日(土) - 桧の家 住宅のお話し | comments (2) | trackbacks (0)
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(T_T)