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浅間さんの地鎮祭

2011.05.26 木曜日: 先日、富士宮市で工事が始まる次世代パッシブソーラーそよ風搭載の平屋の家（長いっ）の地鎮祭に行って参りました。

富士宮市でパッシブソーラーハウスが二棟同時になってしまってまぎらわしいので、こちらの平屋の家は、【富士宮市パッシブソーラー】のカテゴリーではなく、【住宅のお話し】のカテゴリーにてエントリーして参ります（ただの本人備忘録）。

写真は、土地の四隅をお祓いをし清める、四方祓（しほうはらい）の儀。
あいにくの雨模様でしたが、雨降って地固まるの通り、地鎮祭の雨は吉なのでございます。

テントを用意しての地鎮祭でしたが、土地の四隅を清めるためには、神主さんはテントから出なければなりません。

一緒に参加した社員大工の丸山に、「傘っ」とブロックサインを出しましたが、さっと即座に反応したのは電気設備助手のＨ女史。

やっぱり気配りは女性にはかなわないのか、丸山がトロイのか…。
体を動かして働くのはもちろん大事ですが、【気を利かす：気働き】も人として非常に重要。
ただの職人ではない社員大工の丸山は、まだまだしごかなければなりません。

と、お説教はそれくらいにして、地鎮祭をお願いしたのは、地元富士・富士宮では「浅間さん」の愛称で親しまれている、富士山本宮浅間大社（ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ）。

静岡県富士宮市にあり、日本国内に約1,300社ある浅間神社の総本宮で、富士山を神体山としています。
Ｂ級グルメ選手権ニ連覇で初代殿堂入りして一躍全国区になった富士宮焼きそばとセットで、今や東京から毎日のように観光バスがやってくるようになりました。

こちらはその浅間さんの湧玉池。
神主さんをお送り終わる頃には、雨もすっかり上がって晴れてきたので、ついでに写真撮ってきました。
雨上がりの緑ってとっても素敵ですよね。

この池は、富士山の雪解け水が何層にもなった溶岩の間を通って湧出すもので、特別天然記念物に指定されています。
もちろんその清水は美味しくいただけます。

この霊水にて禊ぎをして、富士登山をするのが、本物のコアな富士登山なのです。

よ～し、今年も富士山で御来光を拝むぞ～っ！！！
今年は誰を無理矢理誘おっかな～♪

というわけで、富士山ミニ情報。

【その１】
富士山頂は何県？
ご存じの片も多いかも知れませんが、富士山頂にはまさにこの浅間さんの奥宮がありまして、浅間さんの土地なのです。
地図を見ても、山頂に県境はありません。
ちなみに、今回地鎮祭をしていただいた神主さんも、登山シーズンが始まると、山頂に一ヶ月間、泊まり込みだそうです。
ご苦労様です～っ。

【その２】
その神主さん情報によれば、先の静岡県東部地震で、登山ルートも結構崩れているとの事。
雪が無くなってからの調査を待たなければなりませんが、例年通りの登山が出来ると良いですね。

昨日の富士山です（私のデスクより撮影）。
雪解けももうすぐです。
茶刈りは真っ最中です。

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