- 2011.04.26 火曜日
- 沼津市のリノベーション現場です。
「ちなみに、何で天井に断熱しているのか…?
それはまた来週のお楽しみです。」
と書いたのに、先週書かずじまいでしたので改めまして、暖熱改修の続きです。
実は答えは至ってシンプル。
耐震補強が一階がメインだからです。
もちろん、二階も、そして一番太陽の熱を伝える屋根面(つまり二階の天井)も暖熱改修すれば良いに決まっています。
しかし、断熱工事をするには、内壁を全て剥がさなければなりません。
それは非常に大がかりであるし、当然コストに跳ね返ってきます。
今回は、耐震計算をすると、一階の壁が圧倒的に足りず、一階を全面的に耐震改修した上で、二階はごく部分的に補強をすれば強度が十分取れる事が分かっていたので、
・水回りの入れ替え
・間取りの変更
・耐震補強
をする関係上、ほとんどの壁天井床を解体しなければならない一階のみ、総取っ替え、と言う事になったのです。
一日の大半を過ごす一階を安全かつ快適にすることは、十分有意義である、との判断です。
写真はサッシ屋が内窓の寸法の計り方を職人の間で確認しているところです。
既存サッシの内側に、もう一つサッシをはめ込む、というのは、住宅エコポイントが付く暖熱工事の一つです。
今まで断熱材ゼロでしたから当然ですが、一階は6面ぐるっと断熱され、サッシも断熱化されるので、かなり温かくなり、冷暖房費も削減出来るはずです。
さて、
こんな具合に暖熱改修は進んでいるのですが、上記の二枚の写真、このままではいけません。
何処が悪いか…?
明日に続きます(必ず)。
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