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耐震補強-柱&梁編

沼津市のリノベーション現場です。

お化粧直しのリフォームではなく、耐震性能&断熱性能を、建てた時よりも上げるからリノベーションです。

昨日の筋交いに続き、本日は柱と梁の補強編です。


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このお宅には(このお宅に限らず、昔の建物にごく一般的に見られる事象)、南東角のリビングの日当たりを優先し、南面の大きな掃き出し窓と、出窓状になった東面の窓を南東角に配していたこともあり、
一階の東面には耐力壁ゼロ。
同南面には3尺の耐力壁が中央と西寄りに各一箇所のみ。

で、西面には西日よけで小さな窓しかないので、豊富な耐力壁。

という、非常にバランスの悪い耐力壁の配置でした。
昨日ご紹介した通り、どの位置に、どれくらいの強度で、どれくらいの量の耐力壁を設けるのが、一番バランスが良いのかを、耐震診断ソフトで計算、
その上で、写真の南東角に耐力壁を設けています。

ただ、壁を設けるには、まず柱を入れなければなりません。

柱の上下には「ほぞ」という凸があり、これが土台や梁に彫られた凹にはまり、さらに金物で補強されます。
しかし、ちょっと考えると当たり前ですが、リフォームの際には、柱にほぞがあると、その分長さが長くなるので、その場所に入れることが出来ません。

ホゾ無しで金物だけで留める方法でも良いのですが、「耐震補強」なのに、それではちょっと気持ちが悪い。


そこで、

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この様なスペシャルな専用金物で柱を固定しました。

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施工はやや面倒。

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でも、

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専用のドリフトピンで固定すると、「効いたなぁ〜」と、がっちり固定されたのを実感出来ます。

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無事、筋交いも取り付けて、東南角に新たな耐力壁が出来ました。


本日はさらに、

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梁の補強風景。
意味の薄いところに付いていた増築時の梁を、ちゃんと効果がある位置に付け替えたり、新設したり、解体しないと分からない部分が出てきて、なかなか大変なのでございます。

そんな現場の様子は動画にて。




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