- 2011.02.17 木曜日
こちら、マクスの商品?
いえいえ、売り物ではありません。
商品ではなく、道楽作品です。
箱の裏書き。
「…新築工事の際に○○様の山林の桧材が使用されました。
その時に切り出された桧材の端材で掘らせて頂きました…」
墨ではなく印刷での裏書きで、しかも「彫る」と「掘る」をミスタイプしているあたりが、まさに彫刻家ではなく木彫道楽家たる所以ですが…、
この道楽作品の彫刻、
木の上に植木屋がへばり付いてるのがお分かりでしょうか?
そう、以前宮川監督と植木職人に加え、お施主様自らがチェーンソーをとり、お施主様の山から切り出してきた桧の柱↓の、
端材で、会長が彫った物です。
彫刻しても割れない様に、しっかりと乾燥するのを待って、お引っ越し後随分立ってしまいましたが昨日、プレゼントさせていただきました。
とても喜んでいただきました。
自分の山から切ってきた柱を大黒柱にするとか、建て替え前の立派な材料を建て替えた家に活かすとか、そうそうどこのお宅でも出来る事ではありません。
ですが、やっぱり家造りって家族の一大イベント。
カタログとにらめっこして建材をチョイスして、上棟したなと思ったら1・2ヶ月でハィお引っ越し、と言うのも味気ない気がします。
こんな塗り壁に手形とか、
定番ですがすごく良い思い出になると思いますし、
こちらのお宅は、お施主様のご提案で、玄関の土間にお子さんとビー玉を埋め込んでいるところ。
仕上がりはこんな感じでした。
素敵ですよね♪
「わぁ〜ぃ!出来たぁ〜っ!」
って声が聞こえてきそうですよね。
こういう素敵な思い出も含めて家造りなんでしょうね。
ちょっとくさい言い方ですが、私も監督も職人達も、そんなお施主様の素敵な気持ちに、支えられて成長させていただいていると感じます。
感謝・感謝です。
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