- 2010.10.01 金曜日
- はぃ、いよいよ明日・明後日は、富士市の冨嶽町家完成見学会でございます。
 何とか間に合った模様です(笑)。
 
 現場監督ブログで、作業風景を激写されてしまいました(お尻姿で失礼)が、
 雨だし、
 連日の作業でお尻と太ももの裏という変なところが筋肉痛だし、
 で、
 完成写真しか有りませんが、富士市の方の冨嶽町家の一坪里山です。
 
  
 
 昨日までご紹介してきた、沼津市の冨嶽町家の一坪里山は、
 リビング〜ウッドデッキ〜一坪里山
 の高さを揃え、リビング・隠れ家和室・浴室からの視線を楽しむような設計でしたが、ここ富士市の一坪里山は、アプローチに5×緑のふとんカゴを使って、住まい手の帰宅を迎え、来客を歓迎する設計としました。
 
 沼津市のとの違いは、何と言っても5×緑のふとんカゴ。
 側面に常緑の蔓性のテイカカズラを植えてあります。
 
  
 
 昨日の、「一坪里山を作ろう! その3」でも、外構のフェンスにこのテイカカズラを植えていましたが、寒さ・暑さにも強く、良く蔓を伸ばす植物なので、数年で緑を茂らせてくれると思います。
 
 また、条件がよいと葉大きくなり、初夏の花の芳香も楽しめます。
 
 
 【テイカカズラ】定家葛−在来種
 キョウチクトウ科テイカカズラ属。
 上方向に蔓を伸ばす。
 キョウチクトウ科なので体に毒を持ち、虫が付きにくく、メンテナンスが楽。
 定家の名前の由来は下記の通り(季節の花300様より)
 京都を旅していた僧侶が夕立にあい、雨宿りで駆け込んだところが、歌人の「藤原定家」
 が昔建てた家だった。
 どこからか現れた女性がその僧侶を、葛(つる)のからんだ「式子内親王(平安時代の、
 後白河法皇の第三皇女)」の墓に案内し、こう語った。
 『藤原定家は式子内親王を慕い続けていたが、内親王は49歳で亡くなってしまい、定家が
 式子内親王を想う執心が葛となって内親王の墓にからみついてしまった。
 内親王の霊は葛が墓石にからんで苦しがっているらしい』
 僧侶はそれを聞き、内親王の成仏を願って墓の前で読経した。
 じつは、先ほどの女性は式子内親王本人の「霊」で、僧侶が読経してくれたことで成仏
 できて喜んだ。
 そして、この、からみついた「葛」に後年「定家葛」の名前がつけられた。
 
 
 そんなわけで、完成見学会の告知をしなければいけないのに、一坪里山のことばかり書いて参りましたが、
 長期優良住宅先導事業による家だったり、
 パッシブソーラー「ソーラーベント」
 や、
 地元の手漉き和紙を使った建具
 があったり、
 
 それから、
 
  
 
 いつもの自然素材に、
 
  
 
 假屋崎省吾氏の個展の照明なども手がける、ライティングクリエーターの山中敏裕氏監修の間接照明。
 
 オール電化は勿論、
 
  
 
 使わない「夏」を考えて、設置にも一工夫↑した蓄熱暖房機に、
 
  
 
 社員大工の丸山が頑張った、三澤式吊りバルコニーなどなど、
 
 見所満載ですので、是非お越し下さいませ。
 なお、明日土曜は、「灯り」も見ていただけるように、開催時間を13時〜19時とずらしておりますので、お気を付け下さい。
 
 お待ちしております。
 
 
 【現代町家 完成見学会】
 10/2・3(土日) 富士市厚原にて開催!
 
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