- 2010.06.23 水曜日
- 仙台出張最後のミニ建物探訪。
それは、はぃ、こちら。
この建物は、東北大学の理学部(何学科か知りませんが…)の建物です。
緑のキャンパスの中にたたずむ木の建築。
何とも美しいです。
ここから世界に日本の技術を発信する偉大な学者さんが輩出されるのでしょう。
なんだか難しいお勉強していました(英語で)。
さて、なぜこの建物を最後にご紹介したかと申しますと…、
そう、いつもマクスの建物ではどこかにワンポイントで使われている、燃えない木の外壁が使われているのです。
木はウエスタンレッドシーダーだから、燃えないだけでなく、とっても腐りにくい。
この建物は、経年変化によって、徐々にその色をシルバーグレーに変化させてゆき、いつかここで学んだ学生達を、懐かしくもせつない様な気持ちにさせる、風合いのある建物へと変わってゆくのでしょう。
ちょうど一昨日、日経の文化欄に、記憶の建築十選(昭和の公共空間)として、吉村順三設計の愛知県立芸術大学が紹介されていましたが、今、建て替えに関する不明瞭な進め方が問題視されています。
(参考:ネット新聞びおより【吉村順三の仕事 愛知芸大キャンパス訪問記】)
建物は、建てる物、なのかも知れませんが、維持管理し、住む人と共に育って行く物、でもなければいけないと思います。
そんな建物を造らなければなりませんね。
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