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桧の外壁?

連日冨嶽町家をご紹介しておりますが、本日は静岡県沼津市の方の冨嶽町家をご紹介させていただきます。

国から建築主に、200万円が支給される長期優良住宅先導事業に認定されているため、様々なところで、少しずつ、変わった作り方をしています。
少しずつ、先導的な取り組みをしている、と言っても良いと思います。

その一つ。
何回かご紹介させていただきましたが、建物外周部は、熱橋を無くすため、筋交いを設けずに面材によってのみ耐力壁とし、筋交いが無い分、断熱材をしっかりと施工出来るようにしています。

もちろん、筋交いが無くても大丈夫なように、きちんと構造計算で耐震性を確かめて、耐震等級2も取得しています。

s-100610 (1).jpg

面材は、モイスという耐力壁面材を使用しています。
合板や、他の新建材の面材と違い、完全に無機質で出来ているため、腐りやシロアリの食害の心配がないためです。

ですから、施工後は、この様に建物が白くなります。

でも、

s-100610 (2).jpg

すぐに建物はこの様に木の色になります。

これは、モルタル下地で、俗にアラシと呼ばれる板を張った後です。

モイスの上には、
湿気は通すけど水は通さない「透湿防水シート」を張り、
その上に通気層を設けて壁内を湿気抜き用に空気が通る様にし、
で、このアラシを張ってあります。

もちろん、通気層の下地や、アラシなど、木部は全て桧です。

柱は勿論、間柱・通気胴縁・アラシは全て桧とし、かつ耐力面材を無機質にすることで、
『地面から1mの範囲を薬剤消毒する』
という事を免除出来ます。

シロアリ消毒はやはり毒ですので、特に小さなお子さんが居る家では、やりたくありません。
ですからこの様な方法をとっております。

もちろん、以前勝亦現場監督がブログでご紹介しておりますが、基礎の下にはシロアリの忌避剤入りの防水湿シートを敷いたり、二十・三重のシロアリ対策は施しています。


壁はこの後、
モルタル下地用の防水紙が張られ、
同モルタル下地用のラス網が張られ、
下地モルタルが塗られ、
上塗りモルタルが塗られ、
仕上げの天然素材の漆喰が塗られます。

まだまだ何重にも手間が掛かります。
手間を掛ける分、美しく、長持ちする家が出来ます。


【冨嶽町家 構造見学会】22年6月19(土)・20(日) 富士市厚原

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