- 2010.04.23 金曜日
- 静岡県富士市の次世代パッシブソーラーそよ風システム搭載のティンバーフレームの家です。
完成見学会まであと二週間!
現場監督の城内には殺気がみなぎって参りました(笑)。
こちらは外部の木製サイディングの塗装中。
室内ではないので、耐久性重視で、防虫・防腐材が入った塗料です。
もっとも、何度も書かせていただいている通り、この木は防火処理された“ウエスタン・レッド・シーダー”。
とっても腐りにくいので、塗料は「色あいを楽しむ」と言う要素が強いです。
木の耐久性よりも、塗料の耐久性の方が遙かに低いので、いずれ、紫外線や雨で塗料の色がどんどん落ちてきます。
その時また塗るのも手ですが、そのままにして、レッドシダーが銀鼠色と呼ばれるシルバーグレイに変わってゆくのを楽しむのも手です。
つまり、
★.最初から無塗装でレッドシダーそのものの色を楽しむ
↓
シルバーグレーに変わってゆくのを楽しむ
★.最初は塗装
↓
塗料の色が落ちてゆき、シルバーグレーに変化してゆくのを楽しむ
★.上記のシルバーグレーの風合いのまま、
「この良さを分かる人は本物だぜ」と、一人ほくそ笑む
★.再塗装して、
「この家は築年数が分からないでしょ?これが本当の色あせないデザイン、なんつって」
と一人ほくそ笑む
と、いろんな楽しみ方があるわけですね。
そんな経年変化までを楽しめるのが本物の自然素材の良さです。
新建材の経年変化を楽しんでいると朽ちて雨漏りしますのでご注意(笑)。
さて、室内では、左官屋がレンガ工事中。
室内にレンガと言えば…
そう、薪ストーブが置かれる場所!
どんな薪ストーブが据わるのか…、それは完成見学会のお楽しみ。
左官屋と言えば、やっぱりこちらがメインのお仕事!
自然素材100%の、つまり合成樹脂なんか入っていない漆喰を塗っています。
当然塗っている最中も合成樹脂特有の嫌な臭いがありません。
そんな漆喰は、明かりとの相性抜群。
微妙なコテムラを付けると、その陰影が何ともキレイ!
何回かお知らせしましたが、このお宅の照明計画は、レクサスの店舗照明や、LEDを使った高級車の室内照明なども手がける、ライティングクリエイターの山中敏裕先生(ライツワークス主宰)の設計。
先生の今回のコンセプトは、
『“あかり”の“ありか”』
やたら明るくするのではなく、本当に落ち着ける「灯りの在処=あかりのありか」を探しだし、適材適所に配灯する。
見物ですよ〜、これはっ!
というわけで…
【ティンバーフレーム完成見学会】
極太の柱と梁、本物の木や石や漆喰、オーダーメードのお風呂やキッチン、
そして癒しの明かり…
家作りにこだわりたい方、5/8・9、必見の完成見学会、いよいよ開催です。
詳細はこちら【ティンバーフレームの家 完成見学会|富士市】 - ティンバーフレーム 建築現場より > 【富士市】パッシブソーラー | comments (0) | trackbacks (0)
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